特許
J-GLOBAL ID:200903069129224121

変圧器鉄心の組立装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-341488
公開番号(公開出願番号):特開平7-161559
出願日: 1993年12月09日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 非晶質磁性合金薄帯からなる変圧器鉄心を絶縁部材により密封して組立てることにより、鉄心の破片が外部に漏出するのを確実に防止するようにしたことを目的とする。【構成】 U字状に開放した巻鉄心形の変圧器鉄心27の脚鉄部dと、接合部bを有しない継鉄部fとに筒状の絶縁部材39aを被せて第1の被覆部39を形成し、拡開した継鉄部eには、この継鉄部eを再接合したとき被覆できる広さを有する被覆布40aを取付け、前記U字状の変圧器鉄心27を巻線48に挿入した後、継鉄部eを再接合するにあたり、前記被覆布40aを拡げて巻線48を覆い、再接合後は被覆布40aで再接合した継鉄部eを包み込んで第2の被覆部40を形成して、1ターンカット方式の変圧器鉄心27を組立てることにより、鉄心の破片を外部に漏出させず、かつ、鉄心自体の剛性を強くして変圧器鉄心27の組立を可能としたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
非晶質磁性合金薄帯を1ターンカット方式で巻回し、これを矩形状に成形加工した変圧器鉄心の接合部を有する継鉄部側を拡開してU字状に開放する継鉄部開放手段と、前記U字状に開放した変圧器鉄心の脚鉄部と接合部を有しない継鉄部とにまたがって筒状の絶縁部材を被せて被覆部を形成する第1の被覆部形成手段と、拡開された継鉄部に、この継鉄部を再接合したとき被覆できる広さの被覆布を取付けてなる第2の被覆部形成手段と、第1,第2の被覆部を備えた前記鉄心をガイド板に乗載して巻線の鉄心挿入孔に挿入案内するための鉄心挿入手段と、拡開された継鉄部を被覆布を拡げた状態で再接合した後前記被覆布にて被覆する第2の被覆部閉鎖手段と、更に、前記第1,第2の被覆部を継鉄部の巻回端面において接着剤により接着・固定する手段とを備えて構成したことを特徴とする変圧器鉄心の組立装置。

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