特許
J-GLOBAL ID:200903069129463053

一眼レフカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-287388
公開番号(公開出願番号):特開平11-119339
出願日: 1997年10月20日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 従来のシャッタ機構及び撮影シーケンスをそのまま用いてミラーアップの操作を簡便にする。【解決手段】 一眼レフカメラには、ファインダ観察路と露光光路との一方に切り換えるミラーと、シャッタ機構を組み込んだ撮影レンズとが取り付けられ、ミラーアップダウンの振動を抑えるためのミラーアップスイッチが設けられている。シャッタ機構は、露光完了後いち早くファインダ観察光路を形成するために待機状態が開放となるタイプとなっている。撮影シーケンスは、レリーズ後にシャッタ機構を閉鎖し、その後にミラーを上昇させて露光光路を形成してからシャッタを開閉して露光を行い、露光完了後に前記シャッタ機構が開放状態になる前に、ミラーを下降させてファインダ観察用光路を形成する。シャッタ機構が開放状態とさた後には、ミラーアップスイッチの選択位置を検出し、ONしているときには、再びシャッタ機構を閉鎖した後にミラーを上昇させる。
請求項(抜粋):
撮影光路を開放する上昇位置と、撮影光路を閉鎖すると同時にファインダ光路を形成する下降位置との間で移動するミラーが内蔵されたカメラ本体と、このカメラ本体に取り付けられ、待機状態が開放となるシャッタ機構を内蔵した撮影レンズとを備え、前記シャッタ機構が露光を完了してから開放状態に待機するまでの間で前記ミラーを下降位置に移動させる一眼レフカメラにおいて、外部操作によって前記ミラーを上昇位置に移動させるON位置と、前記ミラーを下降位置に移動させるOFF位置とのいずれか一方に選択するときに操作される外部操作部材と、前記外部操作部材の選択位置を検出する検出手段と、前記シャッタ機構が露光を完了してから開放状態に待機するまでの間で前記ミラーを下降位置に移動させた後に、前記検出手段から得られる外部操作部材の選択位置を検出し、外部操作部材がON位置に選択されている場合には、前記シャッタ機構を閉鎖状態にしてから前記ミラーを上昇位置に移動させるミラーアップ移動手段と、を備えたことを特徴とする一眼レフカメラ。

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