特許
J-GLOBAL ID:200903069132334590

インスリン様成長因子の免疫学的測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉林 信義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-376287
公開番号(公開出願番号):特開2001-165931
出願日: 1999年12月03日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】生体試料中のインスリン様成長因子(IGF)の量を高い精度で正確に免疫学的に測定することができ、とりわけ測定にあたって、煩雑な操作および特別な機械を必要とせず、また試薬の保存・取扱いも容易であり、大量の検体について簡便な測定が可能であり、さらに、試験費用が低く経済的にも有利な測定方法を提供する。【解決手段】IGFの免疫学的測定方法において、その免疫学的測定に先立ち、生体試料を酸性化処理して、IGF結合蛋白質からIGFを遊離させ、続いて該試料を、ナフタレン、p-クロロベンゼンスルホン酸、5-スルホサリチル酸、アセチルサリチル酸、ヒアルロン酸、1-ナフトール-8-スルホン酸、1-ナフタレンスルホン酸、1-アミノ-8-ナフタレンスルホン酸、8-アミノ-1,3,6-ナフタレントリスルホネート、1,3,6-ナフタレントリスルホン酸、コール酸、デオキシコール酸、EDTAおよびこれらの塩からなる群より選択される再結合阻害剤を含有する緩衝液で中和する。
請求項(抜粋):
生体試料中のインスリン様成長因子を免疫学的に測定する方法であって、免疫学的測定に先立ち、生体試料を酸性化処理することによりインスリン様成長因子結合蛋白質からインスリン様成長因子を遊離させ、続いて、酸性化処理された生体試料を、再結合阻害剤を含有する緩衝液で中和すること、並びに、前記再結合阻害剤は、ナフタレン、p-クロロベンゼンスルホン酸、5-スルホサリチル酸、アセチルサリチル酸、ヒアルロン酸、1-ナフトール-8-スルホン酸、1-ナフタレンスルホン酸、1-アミノ-8-ナフタレンスルホン酸、8-アミノ-1,3,6-ナフタレントリスルホネート 1,3,6-ナフタレントリスルホン酸、コール酸、デオキシコール酸、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)およびこれらの塩からなる群より少なくとも一種選択されることを特徴とする、インスリン様成長因子の免疫学的測定方法。
IPC (2件):
G01N 33/53 ,  G01N 33/531
FI (2件):
G01N 33/53 D ,  G01N 33/531 B

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