特許
J-GLOBAL ID:200903069136674183
パルス化されたレーザビームを発生するレーザ装置において優先的に使用する光学部品
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中平 治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-534427
公開番号(公開出願番号):特表平11-505370
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】パルス化されたレーザビーム、とくにマイクロないしフェムト秒範囲におけるモード連結されたビームを発生するためにレーザ共振器内において優先的に使用する光学部品は、飽和可能に吸収を行なう少なくとも1つの層を有する飽和可能な吸収体として作用する多層に位相連結された、“エタロンのない”コーティングアンサンブルを有する。この時、コーティングアンサンブルの層系列は、入射する共振器ビームに対して追加的に群速度の負の分散(負の群遅延分散;負の群速度分散)が生じるように、構成することができる。この時、とりわけ飽和可能な吸収体として作用しかつ利用可能な本発明による光学部品において、すでに以前から周知のように、もはや分離した個々の個別的な光学要素は、最小化してサンドイッチ状に組み立てられるのではなく、コーティングアンサンブルが提供され、ここにおいてそれぞれ個々の層は、アンサンブルの残りとともに入射するビームのための位相に関する総合特性に貢献する。この構成形式及びそれにより得られる計算形式によってのみ、飽和可能に吸収する特性を有する1つ又は複数の層を、最適な、ここでは飽和可能に吸収する作用が達成できるように、もちろん位相に関する関係を考慮してこのアンサンブル内に配置することが可能である。
請求項(抜粋):
パルス化されたレーザビーム、とくにマイクロないしフェムト秒範囲におけるパルス化されたビームを発生するレーザ共振器(20,23,24a,24b,25a,25b;43,45,47,50a,50b;100,99,102,103,104,105;107,108,109,110,111,112;115,117,119)内において優先的に使用する光学部品において、飽和可能に吸収を行なう少なくとも1つの層(6,39)を有する飽和可能な吸収体として作用する多層に位相連結されたコーティングアンサンブル(1;42;53,55,56,57;53,55,60,61;53,55,63,64;53,55,67,68;53,55,60,70;115)が設けられていることを特徴とする、パルス化されたレーザビーム、とくにマイクロないしフェムト秒範囲におけるパルス化されたビームを発生するレーザ共振器内において優先的に使用する光学部品。
IPC (4件):
H01S 3/098
, G02B 5/08
, H01S 3/08
, H01S 3/113
FI (4件):
H01S 3/098
, G02B 5/08 A
, H01S 3/113
, H01S 3/08 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
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モードロックレーザ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-050290
出願人:エイ・ティ・アンド・ティ・アイピーエム・コーポレーション
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レーザシステム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-132473
出願人:アメリカンテレフォンアンドテレグラフカムパニー
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特表昭61-500995
引用文献:
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