特許
J-GLOBAL ID:200903069140850280

超音波流量計の測定部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-115838
公開番号(公開出願番号):特開2000-304583
出願日: 1999年04月23日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】 超音波流量計の計測精度の向上。【解決手段】 閉管内を流通する流体フローの流量を計測する従来の超音波流量計は、流体フローの流速を求めて、この流速に基づいて流量を求めていた。しかしながら、従来求めていた流速とは超音波伝搬パスに沿った線平均流速でしかなく、閉管内の断面にわたって捉えた面平均的流速と異なり、計測精度の向上が望まれていた。本発明では2対のセンサ1A,1Bと、センサ1C,1DとによってVビーム反射による送受波を行い、且つVビーム反射における反射面には閉管と独立した反射部2A,2Bを備えて反射時の収束性を確保し、かくして面平均的な流速の把握を可能として計測精度の向上を実現している。
請求項(抜粋):
下記に示す(イ)ないし(ニ)の各構成を備え、超音波の送受波に基づいて配管等の閉管内を圧送される流体フローによる流量の高精度計測を可能ならしめることを特徴とする超音波流量計の測定部。(イ)閉管の内面反射を介して交互に行う送受波形式のV反射ビームによる超音波の送受波を確保すべく管壁に配設される1対の送受波器であって、閉管の管壁の長手方向に対して空間的に所定の角度に異なる相反する2つの方向のいずれかの方向を選択して管壁に配設される第1のセンサ対(ロ)閉管の内面反射を介して交互に行う送受波形式のV反射ビームによる超音波の送受波を確保すべく管壁に配設される1対の送受波器であって、前記第1のセンサ対の非選択方向と閉管の中心軸に対して軸対称の反対側の管壁に配設される第2のセンサ対(ハ)前記第1のセンサ対によるV反射ビームの形成において、送波ビームの収束受波を可能ならしめる反射体を備えた第1の反射部(ニ)前記第2のセンサ対によるV反射ビームの形成において、送波ビームの収束受波を可能ならしめる反射体を備えた第2の反射部
IPC (2件):
G01F 1/66 101 ,  G01F 1/66
FI (2件):
G01F 1/66 101 ,  G01F 1/66 A
Fターム (3件):
2F035DA04 ,  2F035DA07 ,  2F035DA14

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