特許
J-GLOBAL ID:200903069147455599

記憶装置の緩衝装置及び構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-138074
公開番号(公開出願番号):特開2002-334571
出願日: 2001年05月09日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】【目的】コンピュータなどの電子装置に搭載されるハードディスクドライブなどの記憶装置に対して、外部の多方向から伝達される大きな振動及び衝撃の加速度に対しても効果的に緩衝でき、また放熱の空冷にも妨げとならない有効な緩衝構造を提供する。【効果】ワイヤーロープをコイル状に巻いた緩衝材101を相反する方向から引張り固定することにより、ばね定数を低く抑えることが可能となり、またモーメントに対しても強くなるので、外部の多方向から伝わる振動及び衝撃の加速度を緩衝できる。それとシリコン系の緩衝部材102を用いることで、衝撃時の高周波を抑えることができ、2種類の緩衝材により記憶装置実装部品(アーム等)の共振を避けることが可能となり正常動作を確保できる。そして固定方向以外では緩衝材を取付けないので、省スペース化及び放熱に対しても放熱空気の流路を邪魔する部材が無いので高い効果が図れる。また加速度に応じて緩衝材の選定ができるので多用途に適用が可能である。
請求項(抜粋):
記憶装置を、外部からの振動、衝撃の加速度から保護する記録装置の緩衝構造において、記憶装置が取付けられたコ字状内部固定具と、該コ字状内部固定具より大きく、かつその外側に位置するコ字状外部固定具と、上記コ字状内部固定具及び上記コ字状外部固定具の相対向する両側面との間に介在され引っ張り固定、かつ空間的に保持する緩衝材とを備え、上記記憶装置が上下左右前後の方向性に関係なく動作可能な加速度まで減衰させることを可能としたことを特徴とする記憶装置の緩衝装置。
IPC (3件):
G11B 33/14 501 ,  F16F 15/04 ,  F16F 15/06
FI (3件):
G11B 33/14 501 W ,  F16F 15/04 B ,  F16F 15/06 A
Fターム (6件):
3J048AA01 ,  3J048AC01 ,  3J048BC02 ,  3J048BC03 ,  3J048DA03 ,  3J048EA07

前のページに戻る