特許
J-GLOBAL ID:200903069148774868

燃料電池発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-325739
公開番号(公開出願番号):特開平5-159793
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】本発明は、プラント設備を小形化し、且つ安価にして排熱利用の多様化に対応させることにある。【構成】燃料電池本体1と、燃料を改質して生成された水素ガスを燃料電池本体の燃料極に供給する燃料改質器2と、燃料電池本体の反応熱により加熱され二相流化した冷却水を気相と水相に分離する気水分離器5およびこの気水分離器で分離された冷却水を燃料電池本体の電池冷却器1cを通して循環させ熱エネルギーを回収する電池冷却水系とを備えた燃料電池発電システムにおいて、気水分離器5の下流側に排熱回収系の水を飽和水になるまで加熱する排熱回収予熱器7を設け、燃料改質器の下流側に排熱回収予熱器7で加熱された排熱回収系の水を排ガスの熱エネルギーにより加熱して蒸気を発生させる蒸気発生器3を設ける構成として、この蒸気発生器3より発生する蒸気を排熱利用装置12に供給する。
請求項(抜粋):
燃料極、空気極および冷却器を備えた燃料電池本体と、燃料を改質して生成された水素ガスを前記燃料電池本体の燃料極に供給する燃料改質器と、前記燃料電池本体の反応熱により加熱され二相流化した冷却水を気相と水相に分離する気水分離器およびこの気水分離器で分離された冷却水を前記燃料電池本体の冷却器を通して循環させる電池冷却水循環ポンプにより構成された電池冷却水系とを備えた燃料電池発電システムにおいて、前記気水分離器の水相出口下流側に前記電池冷却水系の余剰熱により前記燃料電池冷却水系と分離された排熱回収系の水を飽和水になるまで加熱する排熱回収予熱器を設け、前記燃料改質器の排ガス放出系の下流側に前記排熱回収予熱器で加熱された前記排熱回収系の水を前記排ガスの熱エネルギーにより加熱して蒸気を発生させる蒸気発生器を設け、この蒸気発生器より発生する蒸気を排熱利用装置に供給することを特徴とする燃料電池発電システム。

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