特許
J-GLOBAL ID:200903069152889955

単管円筒式改質器およびその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2000002581
公開番号(公開出願番号):WO2000-063114
出願日: 2000年04月20日
公開日(公表日): 2000年10月26日
要約:
【要約】単管円筒式改質器は、円形外筒(10)の内側に、円形内筒(68)と、円形中間筒群(60)と、円形輻射筒(14)と、バーナ(18)と、水蒸気発生器(34)とが設けられ、バーナの固設位置とは反対側となる前記外筒及び前記内筒の各軸方向端部は、二重底構造である。また、前記内筒及び中間筒群並びに外筒間には、それぞれ改質触媒層(13)、CO変性触媒層(11)及び/またはCO選択酸化触媒層(12)、改質原料ガス及び改質用水導入用の冷却流体路(48)、そして空気通路(42)となるように、管状通路が層状に形成される。前記改質器を運転する際は、内部温度が所定温度以下の時には、水蒸気発生器から飽和または過熱水蒸気を供給し、前記内部温度が所定温度を超えた時には、湿り水蒸気を供給する。前記改質器は、小型で起動が早いと共に運転効率が高く、CO含有濃度の低い改質ガスを得られるので、固体高分子型燃料電池と組み合わせるのに最適である。
請求項(抜粋):
直立した円形外筒と、該外筒の内側であって半径方向に間隔を置いて同心状に配置された円形内筒と、前記外筒と前記内筒の間であって半径方向に間隔を置いて同心状に配置された円形中間筒手段と、前記内筒の内側であって半径方向に間隔を置いて同心状に配置された円形輻射筒と、該輻射筒の半径方向中心に位置するように改質器の軸方向一端部に固設されたバーナと、前記内筒と前記中間筒手段との間および前記中間筒手段と前記外筒との間にそれぞれ半径方向層状に形成され、少なくとも一部に改質触媒層となる改質触媒が充填された互いに連通する複数の環状流路とを有する単管円筒式改質器であって、 前記バーナの固設位置とは反対側となる前記外筒および前記内筒の各軸方向端部が、互いに所定の間隔を置いて離隔するように、それぞれ個別の蓋板で封止された二重底構造であることを特徴とする単管円筒式改質器。
IPC (4件):
C01B 3/38 ,  B01J 8/06 301 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/10
FI (4件):
C01B 3/38 ,  B01J 8/06 301 ,  H01M 8/06 G ,  H01M 8/10

前のページに戻る