特許
J-GLOBAL ID:200903069158746587

原子燃料棒被覆の外面に可燃性毒物を適用する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-083391
公開番号(公開出願番号):特開2008-249709
出願日: 2008年03月27日
公開日(公表日): 2008年10月16日
要約:
【課題】原子燃料棒(2)に可燃性毒物を適用する方法を提供する。【解決手段】原子燃料棒(2)および少なくとも1基の適用装置(8)を用意し、原子燃料棒を回転させ、原子燃料棒(2)に対する適用装置の位置を調整しながら適用装置(8)を介して原子燃料棒に研削材をスプレーすることによって随意に原子燃料棒(2)の外面に存在する1種類または2種類以上の酸化物および/または表面付着物を除去し、原子燃料棒に対する適用装置(8)の位置を調整しながら、適用装置を介して原子燃料棒に可燃性毒物をスプレーすることにより原子燃料棒(2)の外面(6)に可燃性毒物粒子(33)を適用し、その際、被覆の外面(6)に接着するのに充分な速度で可燃性毒物粒子を適用する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外側被覆(35)を有し、原子炉環境において使用され、その外部が冷却水と接触する原子燃料棒(2)に可燃性毒物を適用する方法であって、 (a) 軸心(4)を有し、被覆(35)の外面(6)に表面酸化物およびその他の付着物を含む場合がある原子燃料棒(2)を用意し; (b) 原子燃料棒の外面(6)の近傍に少なくとも1基の適用装置(8)を設け; (c) 軸心(4)を中心に原子燃料棒(2)を回転させるか、または燃料棒を静止状態に維持しながら少なくとも1基の適用装置(8)を移動させ; (d) 必要に応じて随意に、少なくとも1基の適用装置(8)を介して原子燃料棒の外面に研削材をスプレーすることにより原子燃料棒(2)の外側被覆面(6)に存在する可能性がある表面酸化物および表面付着物のいずれかの少なくとも一部を除去し; (e) 少なくとも1基の適用装置(8)を介して原子燃料棒の前記表面に可燃性毒物粒子から成る複数の層(32)をスプレーすることによって原子燃料棒(2)の被覆面(6)に可燃性毒物粒子(33)を適用し、その際に、被覆の外面(6)と接着させるのに充分な速度(28)で可燃性毒物粒子(33)を適用することで水性材料との接触によって酸化される可燃性毒物層を形成し、複数の可燃性毒物層の総厚が0.001 ミル乃至10 ミルとなるように調整するステップから成る原子燃料棒(2)に可燃性毒物を適用する方法。
IPC (1件):
G21C 3/06
FI (1件):
G21C3/06 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-285151

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