特許
J-GLOBAL ID:200903069168248127
廃棄物処理装置及び方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-275181
公開番号(公開出願番号):特開平8-135935
出願日: 1994年11月09日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 廃棄物を熱分解し、その熱分解生成物を燃焼残渣が溶融スラグ化する温度に燃焼して処理する廃棄物処理技術において、廃棄物中の水分を十分に除去した後に、廃棄物の熱分解を行なうことを可能とし、もって、燃焼溶融時に温度不足により灰分等の溶融スラグ化ができない事態を防止する。【構成】 廃熱ボイラ15で生成されたスチームの一部を乾燥器1に導入する。このスチームと乾燥器1内の廃棄物とは間接的に熱交換され、廃棄物は乾燥される。この廃棄物の加熱温度は、略200°C以下であって廃棄物が脱水しうる温度とする。乾燥により廃棄物から生じた水蒸気は、導管21により、煙道13の入口部、すなわち、燃焼溶融炉9からの燃焼排ガスの出口部に導く。この水蒸気の一部は、燃焼溶融炉9の過剰高温を抑えるため、適宜、導管22で燃焼溶融炉9内に導入される。水分を除去された廃棄物は、フィーダなどの搬送装置3で熱分解反応器4に搬送される。
請求項(抜粋):
廃棄物を加熱して熱分解し、低温乾留ガスと主として不揮発性成分から成る熱分解残留物とに分離する熱分解反応器と、前記熱分解残留物から分別したチャーと前記低温乾留ガスとを燃焼残渣が溶融スラグ化しうる温度で燃焼する燃焼器と、燃焼排ガスを外気へ排出するための排出口に前記燃焼による排ガスを導く煙道とを備えている廃棄物処理装置において、熱媒体としてのスチームと前記廃棄物とを間接的に熱交換し、この廃棄物を、略200°C以下であって脱水しうる温度に加熱して乾燥する乾燥器と、この乾燥により廃棄物より生じた蒸気を前記乾燥器外に排出する水蒸気排出手段と、前記乾燥後の廃棄物を前記熱分解を行なわしめる前記熱分解反応器に搬送する手段とを備えていることを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (3件):
F23G 5/00 115
, F23G 5/027
, F23G 5/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭53-005873
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特開昭56-018213
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