特許
J-GLOBAL ID:200903069171428829

成形ビームアレイアンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-134314
公開番号(公開出願番号):特開平10-308627
出願日: 1997年05月08日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 素子アンテナを配列して成る進行波型アレイアンテナの、各素子アンテナの励振振幅と励振位相の調整に基づくコセカント2乗ビーム形成の設計・製造の簡素化。【解決手段】 壁面に同一形状で等間隔に配列された素子アンテナとしてのスロット11〜1Nをもつ導波管2と、導波管2の終端に設けた終端用のダミー3と給電体に1番近いスロット11を被着した誘電体薄膜4とを備えて構成されている。スロット11を誘電体薄膜4で覆うことにより共振周波数がスロット12〜スロット1Nより僅かに低くなるためスロット11はサセプタンス成分により僅かに位相が他の素子アンテナとずれ、これによりコセカント2乗ビームが得られる。このようにして設定条件を著しく削減することにより従来の成形ビームアンテナに比べて簡単な構造で同等のコセカント2乗ビームを形成することができ、設計・製造が著しく簡素化できる。
請求項(抜粋):
導波管壁にスロットを穿設して形成した導波管スロットアレイアンテナによる進行波形アレイアンテナの全ての素子アンテナの結合度及び素子間隔を適宜設定して所望の励振振幅分布並びに励振位相分布を確保し、マイクロ波及びミリ波帯でコセカント2乗ビームを形成する成形ビームアレイアンテナにおいて、全ての同一形状の前記スロットによる素子アンテナを等間隔に配列した進行波形アレイアンテナのうちの給電側に最近接する最初の素子アンテナの寸法変更もしくは誘電体被着に基づいて構造を他の素子アンテナと異なるものとして前記最初の素子アンテナの位相をずらし、コセカント2乗ビームの形成に必要な所望の励振振幅分布と励振位相分布とを確保することを可能とした構成を有することを特徴とする成形ビームアレイアンテナ。
IPC (2件):
H01Q 13/22 ,  H01Q 21/08
FI (2件):
H01Q 13/22 ,  H01Q 21/08

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