特許
J-GLOBAL ID:200903069172136953

複合曲面の角部丸め処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-046705
公開番号(公開出願番号):特開平6-259513
出願日: 1993年03月08日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 指定された稜線の両側の隣接面を飛び越えた面にフィレット面が掛かるような丸め処理をCAD装置で実行し得るようにすることを目的とする。【構成】 面と面との接続関係を表す位相データを有するとともに曲面を単独で取り扱い得るCAD装置によって丸め処理を行うに際し、先ず工程1で、位相データに基づき、複合曲面の角部に指定された稜線に沿って指定された丸め半径で接し得る樋状の素材面を作成し、次いで工程2で、位相データに基づき、前記複合曲面の角部と前記素材面とに丸め領域を設定し、その後に工程6で、位相データに基づき、素材面を加工して丸め領域内に嵌まり合うフィレット面を作成する工程3と、複合曲面の角部を丸め領域に対応させて加工する工程4と、素材面の丸め領域または作成したフィレット面を前記複合曲面の角部の丸め領域に重ね合わせる工程5とを順不同に実行するものである。
請求項(抜粋):
面と面との接続関係を表す位相データを有するとともに曲面を単独で取り扱うことができるCAD装置によって、先に作成した位相を持つ複合曲面の角部に、指定された稜線に沿って指定された丸め半径で、前記稜線の両側に隣接する面を飛び越えた外側の面にフィレット面が掛かる丸め処理を施すに際し、先ず、前記位相データに基づき、前記複合曲面の角部に前記指定された稜線に沿って前記指定された丸め半径で接し得る樋状の素材面を作成する素材面作成工程を行い、次いで、前記位相データに基づき、前記複合曲面の角部と前記素材面とに丸め領域を設定する丸め領域設定工程を行い、その後、前記位相データに基づき、前記素材面を加工して前記丸め領域内に嵌まり合うフィレット面を作成する素材面加工工程と、前記複合曲面の角部を前記丸め領域に対応させて加工する角部加工工程と、前記素材面の丸め領域または作成したフィレット面を前記複合曲面の角部の丸め領域に重ね合わせる重ね合わせ工程とからなるフィレット面埋め込み工程を行うことを特徴とする、複合曲面の角部丸め処理方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-001488

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