特許
J-GLOBAL ID:200903069174430425

すべり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-340455
公開番号(公開出願番号):特開2002-147456
出願日: 2000年11月08日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 軸受合金面に溝を形成し、この溝に潤滑油を貯留して相手軸との摩擦係数の低減化を図ったすべり軸受において、溝による保油機能を長期に渡って維持でき、また、相手軸に凝着が起きた場合には、その凝着金属を除去して焼き付きに至ること防止する。【解決手段】 軸受合金面のうち、高荷重が作用する部位を、周方向に延びる溝12と、軸受合金面と面一のランド13とが、軸線方向に交互に並ぶように、且つ、周方向に沿って交互に現れるように凹凸状に形成する。この構成によれば、ランド13が比較的広い面積を有することとなるので、ランド13が摩耗し難くなり、溝12の保油機能が長期に渡って発揮される。また、軸受合金面を周方向に辿ると、溝12とランド13とが交互に現れるので、相手軸であるクランクピンに凝着が起きたような場合には、ランド13によって凝着金属を削り取ることができ、焼き付きへの進行を防止できる。
請求項(抜粋):
円筒状に構成される軸受合金面に対して作用する荷重が周方向各部で大小異なるすべり軸受において、前記軸受合金面のうち少なくとも高荷重が作用する部位に、周方向に延びる溝を、当該溝と、前記軸受合金面と面一のランドとが軸線方向に交互に並ぶように、且つ、周方向に前記溝とランドとが交互に存在するように形成したことを特徴とするすべり軸受。
IPC (2件):
F16C 33/10 ,  F16C 33/12
FI (2件):
F16C 33/10 Z ,  F16C 33/12 Z
Fターム (9件):
3J011AA06 ,  3J011BA02 ,  3J011CA01 ,  3J011JA02 ,  3J011KA02 ,  3J011MA06 ,  3J011PA02 ,  3J011QA03 ,  3J011SE04
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 溝付すべり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-105035   出願人:大豊工業株式会社
  • すべり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-054645   出願人:三菱重工業株式会社
  • 摺動部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-187050   出願人:本田技研工業株式会社
全件表示

前のページに戻る