特許
J-GLOBAL ID:200903069178377979

複合不織布

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-170853
公開番号(公開出願番号):特開平9-021052
出願日: 1995年07月06日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【目的】 熱により融着させて、袋物等に成型する際、融着加工性、接着性、印刷特性に優れた複合不織布を提供する。【構成】 マトリックスを構成する繊維状ウエブ(W<SB>3 </SB>)が、バインダー機能を呈する繊維状ウエブ(W<SB>4 </SB>)と積層融着されてなる複合不織布。ここで、W<SB>3 </SB>は、融点がT<SB>1 </SB>、T<SB>2 </SB>(但しT<SB>1 </SB><T<SB>2 </SB>)の熱可塑性重合体からなる繊維状ウエブ(W<SB>1 </SB>、W<SB>2 </SB>)の積層体。W<SB>4 </SB>は、融点がT<SB>3 </SB>、T<SB>4 </SB>(但しT<SB>3 </SB><T<SB>4 </SB>)の熱可塑性重合体からなる複合繊維(コンジュケート繊維)からなる繊維状ウエブ。又積層体(W<SB>3 </SB>)のW<SB>1 </SB>面と、W<SB>4 </SB>繊維状ウエブとが積層界面で全面融着されている。
請求項(抜粋):
マトリックスを構成する繊維状ウエブが、バインダー機能を呈する繊維状ウエブと積層融着されてなる複合不織布において、a.該マトリックスを構成する繊維状ウエブは、融点がTm<SB>1 </SB>の熱可塑性重合体からなる繊維状ウエブ(W<SB>1 </SB>)と、該融点(Tm<SB>1 </SB>)より高い融点(Tm<SB>2 </SB>)を有する熱可塑性重合体からなる繊維状ウエブ(W<SB>2 </SB>)との積層体(W<SB>3 </SB>)であり、b.該バインダー機能を呈する繊維状ウエブは、融点ないし軟化温度がTm<SB>3 </SB>の熱可塑性重合体を一成分とし、該融点(Tm<SB>3 </SB>)より高い融点(Tm<SB>4 </SB>)を有する熱可塑性重合体を他方成分として配した複合繊維(コンジュゲート繊維)からなる繊維状ウエブ(W<SB>4 </SB>)であり、c.積層体(W<SB>3 </SB>)の前記W<SB>1 </SB>の面と、繊維状ウエブW<SB>4 </SB>の少なくとも一方の面とが面接触した状態で、Tm<SB>3 </SB><Tm<SB>1 </SB><Tm<SB>4 </SB>の関係を満足しつつ全面融着されていることを特徴とする複合不織布。

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