特許

J-GLOBAL ID：200903069185525037

地絡方向リレー

発明者： 平 正明
出願人/特許権者： 日新電機株式会社
代理人 (1件)： 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-138322
公開番号（公開出願番号）：特開平6-351152
出願日： 1993年06月10日
公開日（公表日）： 1994年12月22日
要約：

【要約】【構成】系統の零相電圧V0 と零相電流I0 との位相関係を判定することにより地絡方向を判定する地絡方向リレー1において、ソフトウェアにより、零相電圧V0 と零相電流I0 とを表わす矩形波信号の状態を検出して矩形波信号相互の位相関係を判定する。【効果】フリップフロップ回路、ワンショットタイマ回路などの論理回路を省略することができ、また、ワンショットタイマ回路の時限の調整等の面倒な操作を行う必要はなくなる。したがって、電子部品点数の削減により価格の低下と、信頼性の向上が可能になる。

請求項（抜粋）：

系統の零相電圧V0 と零相電流I0 との位相関係を判定することにより地絡方向を判定する地絡方向リレーにおいて、零相電圧V0 と零相電流I0 とを表わす信号のいずれか一方の信号の位相をずらす移相手段と、前記移相手段を通った信号及び前記移相手段を通らなかった信号に基づいてそれぞれ矩形波信号を生成する矩形波変換手段と、前記矩形波変換手段により生成された矩形波信号を入力として互いの位相関係を判定する位相判定手段とを有し、前記位相判定手段は、ソフトウェアにより、一方の矩形波信号の立ち上がり時又は立ち下がり時における他方の矩形波信号の状態を検出して両矩形波信号相互の位相関係を判定し、もって地絡方向の判定を行うものであることを特徴とする地絡方向リレー。