特許
J-GLOBAL ID:200903069190047445

渦電流ブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-189949
公開番号(公開出願番号):特開平6-014523
出願日: 1992年06月23日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 旋盤、研磨機等の工作機械の回転軸の減速・停止に使用する、非接触で回転軸の制動を可能にし、所望の制動力を維持するとともに制動力を所要範囲内で調整する渦電流ブレーキの提供。【構成】 円盤状金属板6の両主面周縁部に偏平リング状銅板62a,62bを配置し、この周縁部を挟み一対の矩形状希土類系永久磁石71a,71bを異磁極対向して、コ字型ヨーク72の内周面に固着した永久磁石式磁気回路7を金属板6の主面と平行に径方向に移動可能に配置して、磁極面に対向する銅板62a,62bの対向面積を変化させ、同面に発生する渦電流を調整可能にし、円盤状金属板6への制動力を制御する。【効果】 所望の制動力を安定して維持でき、かつ所要範囲内で調整可能で、非接触のため騒音の発生や磨耗による粉塵の発生を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
回転する円盤状金属板の少なくとも一方主面に空隙を形成して永久磁石の磁極面を対向する永久磁石式磁気回路を、金属板主面と該磁極面との相対的な対向面積を変化可能に金属板主面と平行方向に移動可能に配置した構成からなり、該金属板主面と磁極面との相対的な対向面積に応じて金属板に発生する渦電流を金属板への制動力となしたことを特徴とする渦電流ブレーキ。

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