特許
J-GLOBAL ID:200903069193975440

空調機の診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-138675
公開番号(公開出願番号):特開2001-317790
出願日: 2000年05月11日
公開日(公表日): 2001年11月16日
要約:
【要約】【課題】 例えば外気温度や冷媒配管の長さの違いまたは運転馬力等の設置環境の違いがあっても正確に機器の異常を判定する。【解決手段】 正常な状態の冷凍サイクル特性をサイクルシミュレーションを実行し、外気温度等の設置環境が変化した場合でも運転正常値を算出と冷媒量の算出を行う第1演算手段10と、空調機からの検知値と計算値を比較し、特に冷媒量に関する正常,異常を判定する冷媒量診断手段12を持つことで、如何なる設置条件下においても精度良く、冷媒量の判定ができ圧縮機の故障傾向を早期発見し、破損を未然に防止することができる。
請求項(抜粋):
圧縮機と四方弁と室外熱交換器と室外送風機とからなる室外ユニットと、室内熱交換器と室内送風機とからなる室内ユニットとから構成され、冷房運転時は、前記圧縮機,前記四方弁,前記室外熱交換器,前記室内熱交換器、前記圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接続して冷媒を循環させ冷房サイクルを形成し、暖房時は、前記圧縮機,前記四方弁,前記室内熱交換器,前記室外熱交換器、前記圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接続して冷媒を循環させ暖房サイクルを形成し、前記室外ユニットと前記室内ユニットは信号線で結び、前記圧縮機の出口近傍配管に設置された第1温度センサ、第1圧力センサと、前記圧縮機の入口近傍配管に設置された第2温度センサ、第2圧力センサからの信号とサイクルシミュレーションの計算に必要な空調機の型名情報を前記信号線を経由し数値化する数値変換手段と、空調機の冷媒量診断を行うにあたり、サイクルシミュレーションにより冷媒量を複数変更した冷凍サイクル特性を演算し前記圧縮機の正常時の出口配管温度と冷媒量の関係式を自動的に作成する第1演算手段と、前記数値変換手段で数値化された運転時の前記第1温度を前記第1演算手段で演算された前記関係式に入力することで冷媒の過多過小診断を行う冷媒量診断手段と、診断結果を表示する結果表示手段からなる第1診断装置を備えたことを特徴とする空調機の診断装置。
Fターム (4件):
3L060AA04 ,  3L060CC04 ,  3L060CC12 ,  3L060DD06

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