特許
J-GLOBAL ID:200903069197934811

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-371983
公開番号(公開出願番号):特開2003-172110
出願日: 2001年12月05日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】【課題】相対回転位相をロック状態に保持しておきたいときにおいて、遠心力でロック部が解除されてしまうことを防止する弁開閉時期制御装置を提供する。【解決手段】第1回転部材および第2回転部材の相対回転位相を中間位相にロックするロック部と、ロック部をロック解除方向に作動させるロック油通路とを有する相対回転制御機構が設けられている。エンジン回転数が増加すると、ロック部に作用する遠心力でロック部がロック解除される。エンジン回転数検出手段で検出されたエンジン回転数Nrが敷居値Ncを越えるとき、ロック油通路に対して油の供給を実行することによりロック解除(ステップS110)させる制御手段を具備する。
請求項(抜粋):
エンジンのクランクシャフトまたはカムシャフトのうちの一方と一体回転する第1回転部材と、前記第1回転部材との間に流体圧室を形成するように前記第1回転部材に相対回転可能に嵌合され、エンジンのクランクシャフトまたはカムシャフトのうちの他方と一体回転する第2回転部材と、前記第1回転部材または前記第2回転部材に設けられ、前記流体圧室を遅角室および進角室に仕切るベーンと、前記遅角室および/または前記進角室に対して油の供給または排出を実行することにより、前記第1回転部材および前記第2回転部材の前記相対回転位相を最遅角位相と最進角位相との間で移動させる第1経路と、前記第1回転部材および前記第2回転部材の前記相対回転位相を最遅角位相と最進角位相との間の中間位相にロックするロック部と、前記ロック部をロック方向に移動させるバネと、前記バネに抗して前記ロック部をロック解除方向に作動させるロック油通路とを有する相対回転制御機構とを具備し、エンジン回転数が増加すると前記バネに抗して前記ロック部に作用する遠心力で前記ロック部がロック解除される弁開閉時期制御装置において、エンジンの回転数を直接または間接的に検出するエンジン回転数検出手段と、ロック解除させる遠心力が発生するときのエンジン回転数よりも低いエンジン回転数に関する敷居値を採択する敷居値採択手段と、前記エンジン回転数検出手段で検出されたエンジン回転数が前記敷居値を越えるときにロック解除させる制御手段とを具備することを特徴とする弁開閉時期制御装置。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 13/02
FI (4件):
F01L 1/34 E ,  F01L 13/00 301 Y ,  F02D 13/02 G ,  F02D 13/02 H
Fターム (28件):
3G018AB02 ,  3G018BA10 ,  3G018BA33 ,  3G018CA20 ,  3G018DA20 ,  3G018DA54 ,  3G018DA60 ,  3G018DA70 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018DA74 ,  3G018EA03 ,  3G018FA01 ,  3G018FA08 ,  3G018FA16 ,  3G018GA11 ,  3G092AA11 ,  3G092CA01 ,  3G092DA09 ,  3G092DA10 ,  3G092DA12 ,  3G092DF09 ,  3G092DG05 ,  3G092EA11 ,  3G092FA31 ,  3G092GA10 ,  3G092GA17 ,  3G092HE01Z

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