特許
J-GLOBAL ID:200903069200018147
道路交通状況における渋滞識別方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-284434
公開番号(公開出願番号):特開平10-134295
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 交通状況に左右されることなく可及的に少ない時間ロスで、僅かなデータ処理コストと僅かな測定技術的コストのもとで道路交通状況における渋滞を確実に識別することのできる方法を提供すること。【解決手段】 セクタ始端にて検出される交通量と速度の平均値とセクタの長さと測定間隔内の自動車の時間的な分散の受入れ値とセクタ通過自動車の速度経過受入れ値からセクタ終端予測値を周期的に算出し、セクタ終端交通量の平均値と周期的に比較し、差分交通量を検出し、サイクルに亘る加算を行い、監視すべきセクタ内に残る車両数を連続検出し、限界値を上回った場合に渋滞通知をトリガする。
請求項(抜粋):
監視すべき1つのセクタ内の道路交通状況における渋滞識別方法であって、セクタ始端とセクタ終端のそれぞれ1つの測定クロスセクションにて該測定クロスセクションを通過した車両の数と速度を測定データとして連続的に検出し、連続的に数値付けされる有限の測定間隔の間収集し、交通量と速度の平均値に対して周期的にパッキングを実施し、その後で評価を行い、各測定クロスセクションは1つの走行方向で通行可能な全ての走行車線を包含している、道路交通状況における渋滞識別方法において、セクタ始端にて検出される交通量と車両速度の平均値と、セクタの長さと、測定間隔内の車両の時間的な分散に対するする受入れ値と、セクタ通過の際の車両速度経過に対する受入れ値から、セクタ終端における交通量の予測値を周期的に算出し、a)セクタの長さと、セクタ通過の際の車両速度経過に対する受入れ値から通過時間を求め、b)前記通過時間から、そのつどの測定間隔においてセクタ始端にて検出された車両がセクタ終端の測定クロスセクションを通過する測定間隔の数値を検出し、c)車両の時間的配分に対する受入れ値の考慮の下で、前記ステップbに従って検出された測定間隔に対する交通量の平均値の配分のための配分係数を求め、d)そのつどの測定間隔毎の交通量の予測値を、前記配分係数と、対応する交通量の積の和によって算出し、この場合先行する全ての測定間隔と目下の測定間隔に亘って加算が行われ、前記交通量の予測値を、セクタ終端の測定クロスセクションにて検出された測定データから求められる、セクタ終端交通量の平均値と周期的に比較し、そのつどの差分交通量を検出し、前記差分交通量の値のサイクルに亘る加算を実施し、監視すべきセクタ内に付加的に残留する車両の数を連続的に検出し、この値が、付加的にセクタ内に残る車両数に対する限界値を上回った場合に、渋滞通知をトリガすることを特徴とする、道路交通状況における渋滞識別方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G08G 1/01 E
, G08G 1/00 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特公昭44-008155
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交通流予測装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-242889
出願人:株式会社東芝
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特開平1-226099
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