特許
J-GLOBAL ID:200903069203613410

マルチプロセツサシステムの通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-265776
公開番号(公開出願番号):特開平5-108576
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】プロセッサ間がネットワークで接続されるマルチプロセッサシステムにおいて、ネットワーク上にデータがあふれてしまうことによるネットワーク障害を防止し、プロセッサ間通信を効率良く行う。【構成】使用可能な送受信バッファとその個数を登録する初期設定手段1と、送受信時に使用可能なバッファを取り出すと同時に使用可能なバッファ個数を減少させ、また送受信が終了し、使用したバッファを使用可能なバッファとすると同時に使用可能なバッファ個数を増加させる通信用バッファ操作手段2と、使用可能受信バッファが一定値以下になると他の演算装置に受信が不可能であることを通知するバッファ状態通知手段3と、他の演算装置からバッファ状態を受信し、その演算装置へ送信が可能であるかどうかを判断する送信処理制御手段4から構成される。
請求項(抜粋):
複数の演算装置を持ち、前記演算装置間の接続がネットワークで構成され、それぞれの演算装置上に主記憶を持つマルチプロセッサシステムの通信方式において、(A) 前記演算装置の前記主記憶上に、固定長の送信用と受信用の通信用バッファそれぞれ使用可能バッファヘッダを先頭に鎖状に連結して自由鎖を形成し、前記自由鎖に連結した使用可能なバッファの個数を登録する通信用バッファ初期設定手段と、(B) 送信処理、あるいは受信処理により通信用バッファを使用する場合に、前記自由鎖から前記通信用バッファを取り出してデータ通信に使用し、同時に使用可能な通信用バッファ個数を減少させ、また、送信処理、あるいは受信処理の終了時に、使用した通信用バッファを前記自由鎖に戻して使用可能なバッファとし、前記通信用バッファ個数を増加させる通信用バッファ操作手段と、(C) 受信用の前記自由鎖に連結されている使用可能な通信用バッファ個数が一定値以下に減少した場合に、受信処理が不可能であることを他の演算装置に通知するバッファ状態通知手段と、(D) 他の演算装置から受信処理が不可能である通知を受けた演算装置は、その演算装置への送信を停止し、受信処理が不可能であった演算装置からの受信可能通知を受けると送信を再開する送信処理制御手段と、を含むことを特徴とするマルチプロセッサシステムの通信方式。
IPC (3件):
G06F 15/16 310 ,  G06F 13/00 353 ,  H04L 12/56

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