特許
J-GLOBAL ID:200903069232820441

変速機の潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220026
公開番号(公開出願番号):特開平8-086348
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 変速機内部で使用されるテーパローラ型軸受を、特殊な加工や部品の追加を不要にしてオイルにより適切に潤滑する。【構成】 一対のテーパローラ74,75を背合わせに組合せたテーパローラ型軸受70を有し、この軸受70をアイドラ軸62とアイドラギヤ63のボス部63aの間に介設してアイドラギヤ63を回転自在に支持する自動変速機30であって、アイドラギヤ63のボス部63aの片側端部の内側にフランジ部63bを突設して、このフランジ部63bによりボス部63aの内側にオイル溜め81をテーパローラ型軸受70と重複して内向きに形成し、フランジ部63bの内径をアウタレース73の最小径より小さくして、オイル溜め81の油中に一対のテーパローラ74,75を浸漬するように設定し、固定側に変速機内部のオイルを自然落下してオイル溜め81に供給するように通路82,83を設ける。
請求項(抜粋):
一対のテーパローラを背合わせに組合せたテーパローラ型軸受を有し、この軸受を固定側の軸とアイドラギヤのボス部の間に介設してアイドラギヤを回転自在に支持する変速機において、アイドラギヤのボス部の片側端部の内側にフランジ部を突設して、このフランジ部によりボス部の内側にオイル溜めをテーパローラ型軸受と重複して内向きに形成し、フランジ部の内径をアウタレースの最小径より小さくして、オイル溜めの油中に一対のテーパローラを浸漬するように設定し、固定側に変速機内部のオイルを自然落下してオイル溜めに供給するように通路を設けることを特徴とする変速機の潤滑装置。

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