特許
J-GLOBAL ID:200903069235240527

感温変色性色彩記憶性マイクロカプセル顔料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-201887
公開番号(公開出願番号):特開平7-033997
出願日: 1993年07月21日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 電子の授受反応による呈色反応の反応媒体を特定の化合物に選択することにより、色彩記憶性効果を発現させる熱変色性材料において、新たな反応媒体を見出し、選択の自由度を拡げる。【構成】 炭素数が奇数の脂肪族一価アルコールと脂肪族カルボン酸から得られる、特定の脂肪酸エステル化合物を反応媒体とし、該反応媒体と呈色反応成分からなる均質相溶体を微小カプセルに内包させることにより、8°C乃至30°Cのヒステリシス幅(線分HG)の熱変色特性を発現させるマイクロカプセル顔料。
請求項(抜粋):
(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)の呈色反応をコントロールするエステル類の三成分を必須成分とする均質相溶体を構成し、前記エステル類から選ばれる化合物を特定することにより、色濃度-温度曲線に関して大きなヒステリシス幅を示して準可逆的な熱変色特性を発現する感温変色性色彩記憶性材料において、前記エステル類が下記(1)及び/又は(2)に示される化合物群から選ばれてなる、前記必須三成分を含む均質相溶体が微小カプセルに内包されており、8°C乃至30°Cのヒステリシス幅(ΔH)を示して変色する感温変色性色彩記憶性マイクロカプセル顔料。(1) 炭素数9以上の奇数の脂肪族一価アルコールと炭素数が偶数の脂肪族カルボン酸から得られる脂肪酸エステル化合物、(2) n-ペンチルアルコール又はn-ヘプチルアルコールと炭素数10乃至16の偶数の脂肪族カルボン酸より得られる総炭素数17乃至23の脂肪酸エステル化合物
IPC (2件):
C09B 67/08 ,  B41M 5/26
引用特許:
審査官引用 (18件)
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