特許

J-GLOBAL ID：200903069237498424

ダンプトラックの操舵輪油圧駆動装置

発明者： 木下 陽一
出願人/特許権者： 株式会社小松製作所
代理人 (1件)： 橋爪 良彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-139580
公開番号（公開出願番号）：特開平9-300984
出願日： 1996年05月08日
公開日（公表日）： 1997年11月25日
要約：

【要約】【課題】 本発明の着目は、組立後に油圧モータを簡単に取着け、外しでき、大型化でき、保守点検が容易にできる。ダンプトラックの操舵輪油圧駆動装置を提供できる。【解決手段】 駆動軸20に第2ギヤ99が連結し、第2ギヤ99とアイドルギヤ48とが噛合い、アイドルギヤ48と第1ギヤ98と噛合っている。この第1ギヤ98は油圧モータ32の回転軸35に連結している。組立後に油圧モータ32を簡単に取着、外しできる構成にし、しかも、サスペンスシリンダ8内の窒素ガス、油等を抜いても車体1と油圧モータとが干渉しない、油圧モータ32の取着位置は、サスペンスシリンダ8に並列の向きに配置された減速機47にモータ本体33にボルト34で連結され、改善と保守点検時の作業性の向上が図れた。

請求項（抜粋）：

V型形状のヨーク(5) の両側先端部を揺動自在に車体(1) に水平に取着するとともに、他端の一端部に受け座(6) を揺動自在に取着け、この受け座(6) には、垂直方向にサスペンションシリンダ(8) 、後方水平方向にナックルアーム(9) 、及び、車両外側水平方向に支承軸部(7) を有し、この受け座(6) の支承軸部(7) 内には駆動軸(20)を回転自在に支承し、その支承軸部(7) の外周には操舵輪(2) を回転自在に支承し、前記駆動軸(20)の一端部と操舵輪(2) とを第1減速機構(75)を介して連結し、かつ、駆動軸(20)の他端側の車体内側に操舵輪(2) を回転駆動する油圧モータを有するダンプトラックの操舵輪油圧駆動装置において、駆動軸(20)の他端側の車体内側で、かつ、受け座(6) に取着された第2減速機構(100) と、第2減速機構(100) の車体外側で、かつ、サスペンションシリンダ(8) に並列に配置した油圧モータ(120) とからなることを特徴とするダンプトラックの操舵輪油圧駆動装置。