特許
J-GLOBAL ID:200903069251341970

内燃機関の吸排気弁駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038276
公開番号(公開出願番号):特開平6-248921
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 環状ディスクの偏心制御時におけるカムのリフト時の加速度を低下させて、吸排気弁の不整運動の発生を防止する。【構成】 駆動軸21の外周側に相対回転可能に設けられたカムシャフト22の外周に、吸気弁23を駆動する一対のカム26,26が設けられている。環状ディスク29の偏心動に伴い駆動軸21とカムシャフト22との回転位相差を得て、カム26による弁作動角を可変制御する。前記カム26の上り面26bを下り面26cよりも緩らかな立上り角度に設定して、前記偏心制御時におけるカムリフトの加速度レベルを低下させる構成とした。
請求項(抜粋):
機関のクランク軸と同期回転する駆動軸と、該駆動軸と同軸上に相対回転可能に配設され、かつ外周面で吸排気弁を駆動するカムと、該カムの端部に有するフランジ部に対向配置され、かつ前記駆動軸に連結固定されたフランジ部と、前記両フランジ部の間に配設されて、駆動軸の軸心に対して偏心揺動可能な環状ディスクと、該環状ディスクの両側部に互いに反対方向に突設されて、前記両フランジ部に形成された各係合溝内に夫々係入するピンと、前記環状ディスクを機関低回転時に偏心動させる駆動機構とを備えた吸排気弁駆動制御装置において、前記カムのプロフィールを、カム山の頂点とカムの中心点を結ぶ線を中心として左右非対称形に形成し、リフト側の上り面をダウン側の下り面よりも緩やかな立上り角度に設定したことを特徴とする内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-182309

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