特許
J-GLOBAL ID:200903069251362705

ディジタル通信方法およびディジタル通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-327794
公開番号(公開出願番号):特開平7-183831
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 A/DコンバータやAGCを必要とせず、スペクトル拡散された信号を1ビット量子化して標本化し、多ビット量子化と同等な通信を行なうことができるようなディジタル通信方法およびディジタル通信装置を提供する。【構成】 ディジタル通信装置の復調部20では、入力された信号24が分離部213で位相が異なり、かつローカル信号が乗算された2つの信号に分離される。分離された各信号はローパスフィルタ214a,214bで擬似ベースバンド信号25a,25bに変換され、標本化部21に出力される。標本化部21は、1ビット量子化して標本化するコンパレータ22a,22bと、相関器23a,23bとを含む。標本化部21の出力は位相算出器216に入力されて、入力された信号24の位相が算出され、さらに、復調回路217で次のタイミングの位相との位相差が算出され、差動復調されてデータ出力26として出力される。
請求項(抜粋):
差動変換された信号に符号列を与えることで直接拡散して変調された受信信号を復調するディジタル通信方法であって、前記変調された受信信号を、位相が異なり、かつ搬送波と等しい周波数を有するローカル信号が乗算された複数の信号に分離する第1のステップと、前記第1のステップで分離された各信号をベースバンド信号に同等な信号に変換する第2のステップと、前記第2のステップで変換された各信号を1ビット量子化して標本化し、さらに相関出力として出力する第3のステップと、前記第3のステップで出力された相関出力を用いて前記変調された受信信号の位相を算出する第4のステップと、前記第4のステップで算出された位相と1ビット後に得られる変調された受信信号の位相との間において生じた位相差を算出し、その位相差が予め定めた判別位相点間内にあるか否かを判別して復調する第5のステップとを含む、ディジタル通信方法。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H04J 13/04 ,  H04L 27/22
FI (3件):
H04J 13/00 D ,  H04J 13/00 G ,  H04L 27/22 Z

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