特許
J-GLOBAL ID:200903069251537645
ラックピニオン式ステアリングギヤ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-125394
公開番号(公開出願番号):特開平11-301493
出願日: 1998年04月21日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 重量の増加や加工コストの増大を抑えながら、耐久性や操舵フィーリングの向上等を図ったラックピニオン式ステアリングギヤを提供する。【解決手段】 ラック部41は、外形の略半分がラックシャフト17の素材円51のままとされる一方、ラック歯43の歯幅Bは素材円51の外径Dと略等しくなるように形成されている。ラック歯43の歯幅Bのみが大きいため、ラックシャフト17の大径化を行わずにピニオン35とラック歯43との接触面圧を低下させることができ、これにより、ステアリングギヤ19の体格や重量を増加させることなくピニオン35およびラック歯43の摩耗やチッピングが大幅に減少する。また、ピニオン35およびラック歯43の初期摩耗が抑制されることにより、大きな初期噛合予圧を与える必要がなくなり、ピニオン35の回動抵抗に起因する操舵フィーリングの悪化やステアリングホイールの戻り不良等もごく少なくなる。
請求項(抜粋):
ステアリングホイールに連結されたピニオンと、金属円柱または金属円筒を素材として製造され、その一部には前記ピニオンに噛み合うラック歯を有するラック部が形成されたラックシャフトとを備えたラックピニオン式ステアリングギヤであって、前記ラック部を前記ラックシャフトの素材円の一部を残して形成すると共に、前記ラック歯の歯幅を当該ラック歯の形成位置における当該素材円の弦の長さより大きくしたことを特徴とするラックピニオン式ステアリングギヤ。
IPC (2件):
B62D 3/12 501
, F16H 19/04
FI (2件):
B62D 3/12 501 Z
, F16H 19/04 Z
引用特許:
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