特許

J-GLOBAL ID：200903069251929365

情報機器用転動装置

発明者： 秋山 元治
出願人/特許権者： ミネベア株式会社
代理人 (1件)： 中野 修身
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-359607
公開番号（公開出願番号）：特開2001-139969
出願日： 1999年11月13日
公開日（公表日）： 2001年05月22日
要約：

【要約】【課題】 低トルク性、低騒音性、低揮発性でありかつフレッチングをおこさない情報機器用軸受を提供する。【解決手段】 外方部材と内方部材との間に転動体を配設し、転動体は外方部材との接触面である第一の接触面と、内方部材との接触面である第二の接触面とに対して転動する転動装置において、基油としての炭酸エステルと、増ちょう剤としてのリチウム石けんを含むグリース組成物に、モリブテンジチオホスフェート及び/又はモリブテンジチオカーバメートから選ばれる有機モリブテン化合物の1種又は2種以上を添加したグリース組成物を封入したことを特徴とする情報機器用転動装置。

請求項（抜粋）：

外方部材と内方部材との間に転動体を配設し、転動体は外方部材との接触面である第一の接触面と、内方部材との接触面である第二の接触面とに対して転動する転動装置において、一般式(i)【化1】(R、R′は炭素数13〜15の分岐状アルキル基であり、同一であっても異なっていても良い。)で示される基油としての炭酸エステル化合物と、増ちょう剤としてリチウム石けんを含むグリース組成物に、一般式(ii)【化2】(式中、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ炭素数が1〜24のアルキル基、または、炭素数が6〜30のアリール基である。)で表わされるモリブデンジチオホスフェート及び/又は一般式(iii)【化3】(式中、R5、R6、R7、R8は炭素数1〜24のアルキル基であり、XはO又はSである。)で表わされるモリブデンジチオカーバメートから選ばれる有機モリブデン化合物の1種又は2種以上を添加したグリース組成物を封入したことを特徴とする情報機器用転動装置。

IPC (7件)：

C10M105/48 ,  C10M117/00 ,  C10M139/00 ,  F16C 33/66 ,  C10N 10:02 ,  C10N 40:06 ,  C10N 50:10

FI (7件)：

C10M105/48 ,  C10M117/00 ,  C10M139/00 Z ,  F16C 33/66 Z ,  C10N 10:02 ,  C10N 40:06 ,  C10N 50:10

Fターム (21件)：

3J101AA02 ,  3J101AA13 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101EA63 ,  3J101FA01 ,  3J101FA35 ,  3J101FA60 ,  3J101GA53 ,  4H104BB17B ,  4H104BB37A ,  4H104BG10C ,  4H104BH07C ,  4H104FA01 ,  4H104FA06 ,  4H104LA20 ,  4H104PA01 ,  4H104PA04 ,  4H104QA18

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 軸受及び軸受の製造方法並びに軸受を用いた磁気ディスク装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-330655   出願人：株式会社日立製作所
• グリース組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-041388   出願人：日本精工株式会社