特許
J-GLOBAL ID:200903069258317586

多層絶縁電線とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-270484
公開番号(公開出願番号):特開平6-223634
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 半田付け特性,層間剥離性,耐熱性,電気絶縁性に優れ、しかもコイル加工性も優れている層絶縁電線を提供する。【構成】 導体4a,6a側から1層目4b,6bおよび2層目4c,6cの絶縁層が、(a)脂肪族アルコール成分と酸成分とを結合して形成される熱可塑性直鎖ポリエステル樹脂100重量部に対し、側鎖にカルボン酸またはカルボン酸の金属塩を有するエチレン系共重合体5〜40重量部を配合して成る押出被覆層、(b)全部または一部が脂環族アルコール成分と酸成分とを結合して形成される熱可塑性直鎖ポリエステル樹脂を主成分とする押出被覆層、(c)全部または一部が脂環族アルコール成分と酸成分とを結合して形成される熱可塑性直鎖ポリエステル樹脂100重量部に対し、側鎖にカルボン酸またはカルボン酸の金属塩を有するエチレン系共重合体50重量部以下を配合して成る押出被覆層、のいずれかであり、3層目の絶縁層4d,6dが、熱可塑性ポリアミド樹脂または熱可塑性ポリアミド樹脂を主成分とする押出被覆層である。
請求項(抜粋):
導体と前記導体を被覆する3層以上の絶縁層とから成る多層絶縁電線において、導体側から1層目および2層目の絶縁層が、(a)熱可塑性直鎖ポリエステル樹脂100重量部に対し、側鎖にカルボン酸またはカルボン酸の金属塩を有するエチレン系共重合体5〜40重量部を配合して成る樹脂混和物の押出被覆層、(b)全部または一部がシクロヘキサンジメタノールであるアルコール成分と酸成分とを結合して形成される熱可塑性直鎖ポリエステル樹脂を主成分とする押出被覆層、(c)全部または一部がシクロヘキサンジメタノールであるアルコール成分と酸成分とを結合して形成される熱可塑性直鎖ポリエステル樹脂100重量部に対し、側鎖にカルボン酸またはカルボン酸の金属塩を有するエチレン系共重合体50重量部以下を配合して成る樹脂混和物の押出被覆層、のいずれかであり、3層目の絶縁層が、熱可塑性ポリアミド樹脂または熱可塑性ポリアミド樹脂を主成分とする樹脂混和物の押出被覆層であることを特徴とする多層絶縁電線。
IPC (6件):
H01B 7/02 ,  C08L 67/02 LPA ,  H01B 3/30 ,  H01B 13/14 ,  C08L 67/02 ,  C08L 23:26
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭59-130008
  • 特開昭56-112019
  • 特開昭59-130008
全件表示
審査官引用 (6件)
  • 特開昭59-130008
  • 特開昭59-130008
  • 特開昭56-112019
全件表示

前のページに戻る