特許
J-GLOBAL ID:200903069264585940
透析機械により流体をプライミングしかつ再循環する技術
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-501606
公開番号(公開出願番号):特表平11-506962
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】殺菌した流体を、血液ポンプと、透析器(54)と、患者からの血液を吸引するための動脈血用管(38)および患者に血液を戻すための静脈血用管(66)を含む血液チューブセットとを有する透析機械の体外回路を通じて自動的にプライミングしかつ再循環させる技術。この透析機械は、動脈血用管および静脈血用管のクランプ(40および72)を選択的に開閉しかつ老廃物ドレン(86)に通ずる老廃物用弁(106)を作動させる。コネクタ(102)がプライミング手順の間に動脈血用管および静脈血用管を老廃物用弁に取り付ける。この透析機械は、透析器および血液チューブセットを殺菌した流体でフラッシュし、使用済みの流体を老廃物ドレンの下方に導きかつ追加の殺菌した流体を体外通路を通じて再循環させるために、血液ポンプ、クランプおよび老廃物用弁を自動的に作動させる。
請求項(抜粋):
ポンプと、透析器と、患者から血液を吸引するための動脈血用管、患者から受け入れた血液を収容するための動脈血溜め、動脈血溜めから透析器を通じてポンプで圧送される血液を収容するための静脈血溜めおよび静脈血溜めからの血液を患者に戻すための静脈血用管を含む血液チューブセットとを有する透析機械を自動的にプライミングする方法において、前記方法が 動脈血用管および静脈血用管をコネクタの2つのアームと接続し、 コネクタの第3アームを老廃物ドレンと接続し、 老廃物用弁をコネクタの第3アームと老廃物ドレンとの間に接続し、 流体が動脈血用管を満たすことを阻止するために動脈血用管の動脈血クランプを閉じ、 動脈血溜めを殺菌した溶液で満たし、 動脈血クランプおよび老廃物用弁を開いて、動脈血用管を動脈血溜めからの殺菌した溶液で満たしかつ動脈血用管の内部の殺菌した溶液をコネクタを通じかつ開いた老廃物用弁を通過して老廃物ドレンの下方で排出し、 動脈血用管の内部に殺菌した溶液を保存するために動脈血クランプを閉じ、 静脈血用管の静脈血クランプを開きかつポンプを前進方向に運転して、動脈溜めからの殺菌した溶液を透析器および静脈血溜めを通じて吸引しかつ殺菌した溶液を静脈血用管およびコネクタを通じかつ開いた老廃物用弁を通過して老廃物ドレンの下方で排出し、 老廃物用弁を閉じ、動脈血クランプを開きかつポンプを後進方向に運転して,殺菌した溶液を透析器および血液チューブセットを通じて後方に吸引しかつ ポンプを前進方向に運転して、殺菌した溶液を透析器および血液チューブセットを通じて再循環させるステップを含む方法。
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