特許
J-GLOBAL ID:200903069265654962

自動変速機のクリープ防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-319593
公開番号(公開出願番号):特開平10-159612
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 摩擦要素をスリップ状態にしてクリープ防止を開始する時と、再締結させて制御を終了する時との双方で、エンジン回転が変化しないようにする。【解決手段】 瞬時t1 以後、油圧Pc を低下させて瞬時t2 にフォワードクラッチをスリップ状態にし、クリープ防止を開始する時、エンジン回転数Ne が実線のように空吹けるのを、瞬時t2 のエンジン回転数Ne1から求めたストールトルクに対応する吸入空気量の低下(-ΔQ1 )により破線のように防止する。また瞬時t3 以後、油圧Pc を上昇させて瞬時t4 にフォワードクラッチを再締結させ、クリープ防止を終了する時、エンジン回転数Ne が実線のように落ち込むのを、瞬時t4 のエンジン回転数Ne2から求めたストールトルクに対応する吸入空気量の増大(+ΔQ2 )により破線のように防止する。
請求項(抜粋):
流体伝動装置を介してエンジンの回転を入力され、複数の摩擦要素の選択的油圧作動により選択された変速段でエンジン回転を変速して出力する自動変速機に用いられ、前記流体伝動装置によるクリープトルクの伝達を低減するクリープ防止のために、前記作動中の摩擦要素の作動油圧を所定勾配で低下させることにより、該摩擦要素をスリップ状態にするようにした自動変速機のクリープ防止装置において、前記作動中の摩擦要素のスリップ開始時からクリープ防止制御期間中、前記エンジンの吸入空気量を所定量減少させるよう構成したことを特徴とする自動変速機のクリープ防止装置。
IPC (4件):
F02D 29/00 ,  B60K 41/06 ,  F02D 41/04 315 ,  F16H 61/20
FI (4件):
F02D 29/00 H ,  B60K 41/06 ,  F02D 41/04 315 ,  F16H 61/20
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-106928
  • 特開昭63-163068

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