特許
J-GLOBAL ID:200903069270845318
画像階層符号化方法及び画像階層復号化方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-083054
公開番号(公開出願番号):特開2006-270295
出願日: 2005年03月23日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】 オクターブ分解された符号の一部だけを伝送又は記録する方法は、2のべき乗単位で符号が削減されるため、量子化幅を粗くする方法に比べて微調整が効かない。【解決手段】 2次元画像信号を階層的にサブバンドに分割し、そのサブバンド信号を量子化した後、エントロピー符号化して符号化データを生成し、その符号化データを伝送路へ送信する画像階層符号化方法であって、2次元画像信号を水平方向及び垂直方向にオクターブ分解する(S100)。その後、水平低域・垂直高域信号を垂直方向にのみ繰り返しオクターブ分解する処理(S102)と、水平高域・垂直低域信号を水平方向にのみ繰り返しオクターブ分解する処理(S103)と、水平高域・垂直高域信号を、水平方向及び垂直方向に繰り返しオクターブ分解する処理(S104)とを行ってサブバンド信号として生成する。これにより、空間解像度による符号量の微調整が可能な符号化データを生成することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
2次元画像信号を階層的にサブバンドに分割し、その分割により得たサブバンド信号を量子化した後、エントロピー符号化して符号化データを生成し、その符号化データを伝送路へ送信する画像階層符号化方法であって、
前記2次元画像信号を水平方向及び垂直方向にオクターブ分解する第1のステップと、
前記第1のステップのオクターブ分解により得られる水平低域・垂直高域信号を垂直方向にのみ繰り返しオクターブ分解する第2のステップと、
前記第1のステップのオクターブ分解により得られる水平高域・垂直低域信号を水平方向にのみ繰り返しオクターブ分解する第3のステップと、
前記第2のステップのオクターブ分解により得られる第1の信号の各サブバンドと、前記第3のステップのオクターブ分解により得られる第2の信号の各サブバンドとが対応するように、前記第1のステップのオクターブ分解により得られる水平高域・垂直高域信号を、水平方向及び垂直方向に繰り返しオクターブ分解する第4のステップと
を含み、前記第1乃至第4のステップの各オクターブ分解によりそれぞれ得られた信号を、前記サブバンド信号として生成することを特徴とする画像階層符号化方法。
IPC (4件):
H04N 1/411
, H03M 7/30
, H04N 1/41
, H04N 7/30
FI (4件):
H04N1/411
, H03M7/30 A
, H04N1/41 B
, H04N7/133 Z
Fターム (26件):
5C059KK03
, 5C059KK04
, 5C059LB05
, 5C059LB15
, 5C059MA00
, 5C059MA24
, 5C059MC11
, 5C059MC38
, 5C059ME01
, 5C059PP01
, 5C059PP04
, 5C059UA02
, 5C059UA12
, 5C059UA14
, 5C078BA42
, 5C078BA64
, 5C078DA01
, 5C078DA02
, 5J064AA01
, 5J064BA16
, 5J064BC11
, 5J064BC15
, 5J064BC16
, 5J064BC25
, 5J064BD02
, 5J064BD04
引用特許:
出願人引用 (2件)
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ウェーブレット復号化装置及び方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-294031
出願人:ソニー株式会社, 東京都立大学, 貴家仁志
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復号方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-309901
出願人:キヤノン株式会社
引用文献:
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