特許
J-GLOBAL ID:200903069276108960

不斉シクロプロパン化反応

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-225087
公開番号(公開出願番号):特開平9-067312
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【構成】 式(1)【化1】〔式中、Z1、Z2、Z3、Z4は、C1〜C4アルキル基を意味する。〕のオレフィン化合物と、式(2)【化2】〔式中、Z5はC1〜C8アルキル基を意味する。〕のジアゾ酢酸エステル化合物との不斉シクロプロパン化反応により、式(3)【化3】〔式中、*で示された炭素原子の絶対配置はRかSを意味する。〕の光学活性シクロプロパン化合物を製造する際に、式(4)【化4】〔式中、R1、R2、R3、R4、Y1、Y2、Y3、Y4は、C1〜C4アルキル基、X-は塩を形成しうる陰イオン対を意味する。〕の光学活性コバルト錯体化合物を使用することを特徴とする光学活性シクロプロパン化合物の製造法。【効果】 本発明の方法に従えば、医薬及び農薬等の生理活性物質の合成に有用な光学活性シクロプロパン化合物合を容易に高い収率で製造することができる。
請求項(抜粋):
式(1)【化1】〔式中、Z1、Z2、Z3及びZ4はそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、フェニル基(該フェニル基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基又はニトロ基で置換されていてもよい。)、ナフチル基(該ナフチル基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基又はニトロ基で置換されていてもよい。)、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、ニトロ基又はシアノ基を意味する。〕で表わされるオレフィン化合物と、式(2)【化2】〔式中、Z5はC1〜C8アルキル基を意味する。〕で表わされるジアゾ酢酸エステル化合物との不斉シクロプロパン化反応により、式(3)【化3】〔式中、Z1、Z2、Z3、Z4及びZ5は前記に同じ。*で示された炭素原子の絶対配置はRかSを意味する。〕で表わされる光学活性シクロプロパン化合物を製造する際に、式(4)【化4】〔式中、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ独立して水素原子、C1〜C4アルキル基、フェニル基(該フェニル基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基又はニトロ基で置換されていてもよい。)を意味し、又、いずれか2つが一緒になってC4〜C8の環を形成してもよい。Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立して水素原子、C1〜C4アルキル基、フェニル基(該フェニル基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基又はニトロ基で置換されていてもよい。)、ナフチル基(該ナフチル基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基又はニトロ基で置換されていてもよい。)、アントラセン基(該アントラセン基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基又はニトロ基で置換されていてもよい。)を意味し、又、いずれか2つが一緒になってC4〜C8の環を形成してもよく、ナフチル環等の縮合環を形成してもよい。X-は塩を形成しうる陰イオン対を意味する。〕で表わされる光学活性コバルト錯体化合物を使用することを特徴とする光学活性シクロプロパン化合物の製造法。
IPC (12件):
C07C 69/74 ,  B01J 31/22 ,  C07C 67/333 ,  C07C 69/753 ,  C07C 69/757 ,  C07C201/12 ,  C07C205/05 ,  C07C253/30 ,  C07C255/31 ,  C07F 15/06 ,  C07B 61/00 300 ,  C07M 7:00
FI (11件):
C07C 69/74 Z ,  B01J 31/22 Z ,  C07C 67/333 ,  C07C 69/753 A ,  C07C 69/757 A ,  C07C201/12 ,  C07C205/05 ,  C07C253/30 ,  C07C255/31 ,  C07F 15/06 ,  C07B 61/00 300

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