特許
J-GLOBAL ID:200903069276387109

基準値予測方法とシステムおよびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡邉 昌幸 ,  磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-155066
公開番号(公開出願番号):特開2008-311720
出願日: 2007年06月12日
公開日(公表日): 2008年12月25日
要約:
【課題】例えば、ネットワークで送受信されるデータ量などのトラヒックの異常検知を高精度に、かつ効率的に行うことを可能とする。【解決手段】所定の時間間隔単位で時系列に集計されるデータの量が周期的に増減する際の、データの量の異常を判定する基準値を予測するものであり、選択器3は、一周期分のデータを予め設定されたタイムスロット単位で時系列に分割して出力し、パラメタ推定器4a〜4nは、選択器3から出力された各タイムスロット内のそれぞれのデータに対して、例えばEMアルゴリズム等の第1の時系列解析手法を用いて、基準値を予測するためのパラメタを推定し、この推定したパラメタ推定値と過去周期の同じタイムスロットにおけるパラメタ推定値の重み付け平均値を次周期におけるパラメタとして算出し、予測器6a〜6nは、各パラメタ推定器4a〜4nが算出した次周期におけるパラメタを用いた例えばカルマンフィルタ等の時系列解析モデルを利用した第2の時系列解析手法により基準値を算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の時間間隔単位で時系列に集計されるデータ量が周期的に増減する際の、該データ量の正常性の判定に用いる基準値を、プログラムされたコンピュータによって予測する方法であって、 プログラムされたコンピュータの処理手段として、選択手段と複数のパラメタ推定手段と予測手段とを具備し、 前記選択手段は、 前記集計されたデータ量情報を入力する度に、入力したデータ量情報を、予め一周期を分割して設定された複数のタイムスロットに順次に対応付けて記憶装置に記録する第1の手順を実行し、 前記複数のパラメタ推定手段は、 前記選択手段が記録した各タイムスロット内のそれぞれのデータ量情報を読み出し、各データ量情報に対して第1の時系列解析手法を用いて、前記基準値を予測するためのパラメタを推定し、該推定したパラメタ推定値と過去周期の同じタイムスロットにおけるパラメタ推定値の重み付け平均値を次周期におけるパラメタとして算出する第2の手順を実行し、 前記予測手段は、 前記入力したデータ量情報と前記パラメタ推定手段が算出した前記次周期におけるパラメタを用いた第2の時系列解析手法により前記基準値を算出する第3の手順を実行する ことを特徴とする基準値予測方法。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04L 12/66
FI (2件):
H04L12/56 400Z ,  H04L12/66 B
Fターム (7件):
5K030GA15 ,  5K030JA10 ,  5K030LC13 ,  5K030LE16 ,  5K030MA04 ,  5K030MB09 ,  5K030MC07

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