特許
J-GLOBAL ID:200903069280262981

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-324038
公開番号(公開出願番号):特開平5-005973
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】色再現性、色像保存性および貯蔵安定性に優れたカラー写真感光材料を提供することにある。【構成】支持体上に設けられたイエローカプラー含有青感性乳剤層、マゼンタカプラー含有緑感性乳剤層及びシアンカプラー含有赤感性乳剤層のそれぞれの分光感度分布の重心感度波長範囲を特定し、さらにそれぞれの乳剤層に対する負の重層効果の重心感度波長範囲を特定し、かつ重層効果付与化合物がピラゾロアゾール型であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
請求項(抜粋):
支持体上に各々少なくとも一層のイエローカプラーを含有する青感性ハロゲン化銀乳剤層(BL)、マゼンタカプラーを含有する緑感性ハロゲン化銀乳剤層(GL)、シアンカプラーを含有する赤感性ハロゲン化銀乳剤層(RL)を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において;GLの分光感度分布の重心感度波長(λG )が520nm≦λG ≦580nmであり、RLの分光感度分布の重心感度波長(λR )が590nm≦λR ≦650nmであり、BLの分光感度分布の重心感度波長(λB )が430nm≦λB ≦480nmであり;次に示す(イ)、(ロ)および(ハ)の少なくとも1つの要件を具備し、(イ) RLに関する負の重層効果の重心感度波長(λ-R)が490nm≦λ-R≦560nmであること。(ロ) GLに関する負の重層効果の重心感度波長(λ-G)が400nm≦λ-G≦500nmおよび/または570nm≦λ-G≦670nmであること。(ハ) BLに関する負の重層効果の重心感度波長(λ-B)が520nm≦λ-B≦590nmであること。さらに、重層効果を生じせしめる主体の少なくとも一種が、下記一般式(I)で示される化合物であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。一般式(I)【化1】式中、Rは水素原子または置換基を表わす。Zは窒素原子を2ないし4個含む5員のアゾール環を形成するのに必要な非金属原子群を表わし、該アゾール環は置換基を有していてもよい。Xは現像主薬酸化体とのカップリング反応により離脱して現像抑制剤もしくはその前駆体となる基または、離脱した後、更にもう一分子の現像主薬酸化体と反応して現像抑制剤もしくはその前駆体となる基を表わす。
IPC (2件):
G03C 7/20 ,  G03C 7/392

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