特許
J-GLOBAL ID:200903069292460240

ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-240169
公開番号(公開出願番号):特開平10-081213
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 イン側ゲート弁の漏れを検出し、この漏れを原因として加給ポンプが無駄に仕事を行うのを防止して、消費エネルギの増大防止、モータに負荷がかかることによるモータの耐久性低下の防止を図ること。【解決手段】 コントロールユニットが、車両停止時あるいはアンチブレーキロック制御および安定制御の非実行時の所定の時期に、加給ポンプ8を作動させるモータMを駆動させ、その駆動開始から所定時間後のモータ電流値が設定値以上であればイン側ゲート弁9に漏れが生じていると判断し、設定値未満であればこの漏れが生じていないと判断する漏れ判定制御を行うよう構成した。
請求項(抜粋):
運転者のブレーキ操作に応じて液圧を発生させる操作液圧発生手段と、この操作液圧発生手段と車輪において制動力を発生させるホイルシリンダとを結ぶ主回路と、この主回路の途中に設けられて、ホイルシリンダ圧力を減圧・保持・増圧可能な液圧制御弁と、前記主回路の前記液圧制御弁と操作液圧発生手段との間に設けられて、回路を開閉する常開のアウト側ゲート弁と、前記液圧制御弁に向けて液圧を供給可能に接続されたモータ駆動のメインポンプと、前記操作液圧発生手段側に接続された加給吸入回路から作動液を吸引してメインポンプに接続された加給吐出回路に作動液を吐出するモータ駆動の加給ポンプと、前記加給吸入回路と加給吐出回路の一方に設けられて回路を開閉する常閉のイン側ゲート弁と、前記液圧制御弁および両ゲート弁の作動ならびにモータの駆動を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、車両走行中の操作液圧発生手段の作動時には、車輪がロックするのを防止するアンチブレーキロック制御を実行すべくメインポンプを作動させるとともに液圧制御弁により液圧制御を行い、また、操作液圧発生手段の非作動時には、車両挙動に応じて必要な時には少なくとも駆動輪スリップを防止する駆動力制御あるいは制動力により車両姿勢の安定化を図る運動制御の一方からなる安定制御を実行すべく、アウト側ゲート弁を閉弁させる一方、イン側ゲート弁を開弁させるとともに、メイン・加給両ポンプを作動させ液圧制御弁により液圧制御を行うよう構成されたブレーキ制御装置において、前記制御手段の入力手段として、前記モータの電流値を検出する電流値検出手段を設け、前記制御手段は、車両停止時あるいは前記アンチブレーキロック制御および安定制御の非実行時の所定の時期に、前記加給ポンプを作動させるモータを駆動させ、その駆動開始から所定時間後のモータ電流値が設定値以上であればイン側ゲート弁に漏れが生じていると判断し、設定値未満であればこの漏れが生じていないと判断する漏れ判定制御を行うことを特徴とするブレーキ制御装置。
IPC (4件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/48 ,  B60T 8/58 ,  B60T 8/94
FI (4件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/48 ,  B60T 8/58 A ,  B60T 8/94

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