特許
J-GLOBAL ID:200903069294228778

GPSナビゲーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143513
公開番号(公開出願番号):特開平8-334338
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】誤差の影響の少ないGPSデータを選択的に用いることにより、位置決定精度を向上させることができるGPSナビゲーション装置を提供する。【構成】移動体の位置を推定するコントローラ300において、GPS速度計測部10からの移動ベクトルからGPS方位を求めるGPS方位算出部144と、GPS方位、ジャイロセンサ310で検出された移動体の回転角速度、及び地図メモリ306の道路リンク情報から移動体の進行方位を推定する方位推定部146と、新たなGPSデータが検出される毎に、当該データに基づいて算出されたGPS方位とその時点で求められている推定方位とを比較することで、当該データに含まれる誤差の影響の大きさを判定し、その影響が大きい場合には当該データを位置推定に用いないように、移動体位置推定部18を制御する誤差判定部16とを有する。
請求項(抜粋):
GPS衛星からのGPS信号を受信し、受信可能なGPS衛星が所定数以上ある、通常のGPS測位可能な場合に、移動体の座標位置及び移動速度のベクトル量のうち少なくとも一方を離散的に検出するGPS受信機を有するGPSナビゲーション装置において、移動体の移動状態を表現する第1の物理量を計測する計測手段と、前記GPS受信機でデータが検出される毎に、当該検出データと、前記計測される第1の物理量とを利用して、移動体の移動状態を表現する第2の物理量を推定する推定手段と、前記推定された第2の物理量についての、その時点での最新データと、前記検出データとを利用して、移動体の現在位置を周期的に決定する位置決定手段と、前記GPS受信機で新たにデータが検出された場合、当該新たな検出データと、前記推定手段で前回推定されたデータとを比較し、両データが予め定めた関係を満足しない場合には、前記新たな検出データに含まれている誤差の影響が大きいと判定し、当該検出データが位置の推定に用いられないように、前記位置決定手段を制御する誤差判定手段とを有し、前記予め定めた関係とは、前記新たな検出データと前回推定されたデータとの時間的間隔の間に移動体が移動した場合に許容される、当該検出データと当該推定データとが満足すべき関係であることを特徴とするGPSナビゲーション装置。
IPC (5件):
G01C 21/00 ,  G01S 5/02 ,  G01S 5/14 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10
FI (5件):
G01C 21/00 D ,  G01S 5/02 A ,  G01S 5/14 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10 A

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