特許
J-GLOBAL ID:200903069301491692

ろう付け用アルミニウム合金複合材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-142218
公開番号(公開出願番号):特開平6-023535
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 特にノコロックろう付け法によってもろう付け性、耐蝕性を阻害することなく高強度の熱交換器用素材として適する高強度、高耐蝕性及びろう付け性に優れたアルミニウム合金複合材を提供する。【構成】 この複合材は、不純物としてのMgの含有量が0.2%以下で、Mn:0.2〜1.5%、Si:0.3〜1.3%、Ti:0.02〜0.3%を含み、必要によりCu:0.6%以下、Cr:0.3%以下及びZr:0.2%以下を含有するアルミニウム合金芯材1の片面にAl-Si系ろう材3をクラッドし、反対面に、Mg:0.3〜3%を含み、必要によりZn:2%以下を含むアルミニウム合金(皮材)2をクラッドした構造である。芯材の厚さはろう材厚さの2.5倍以上で且つ0.1〜1mm以下が好ましい。ノコロックろう付け法により組立てたラジエータ用チューブ材は孔食電位の関係が(貴)芯材>皮材及び(貴)芯材>ろう材を満たし、芯材と皮材、芯材とろう材の孔食電位の差が30〜120mVであると、長期にわたり優れた耐食性が得られる。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、不純物としてのMgの含有量が0.2%以下で、且つ、Mn:0.2〜1.5%、Si:0.3〜1.3%、Ti:0.02〜0.3%を含み、更に必要によりCu:0.6%以下、Cr:0.3%以下及びZr:0.2%以下を含有するアルミニウム合金芯材の片面にAl-Si系ろう材をクラッドし、反対面に、Mg:0.3〜3%を含み、更に必要によりZn:5%以下を含むアルミニウム合金(皮材)をクラッドしたことを特徴とするろう付け用アルミニウム合金複合材。
IPC (5件):
B23K 1/19 ,  B23K 35/22 310 ,  B23K 35/28 310 ,  C22C 21/00 ,  B23K101:14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-175093
  • 特開昭62-280343

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