特許
J-GLOBAL ID:200903069313653744

風環境評価システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-349323
公開番号(公開出願番号):特開平9-170962
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 風洞実験にもとづく風環境の評価資料を効率良く誤りなく作成する。【解決手段】 記憶手段18は各入力手段4、8、10、12、14、16により入力された風速データ、上空風速データ、地図データ、測定点データ、実際の風速および風向のデータ、許容風速データを保持する。風向発生頻度取得手段19は、上記実際の風向データにもとづいて所定数の上空風向の発生頻度を求め、風速比算出手段21は、上記風速データおよび上空風速データにもとづいて測定点ごとに、各上空風向のそれぞれに対して風速を上空風速で割って風速比を算出する。演算手段20は、上記実際の風向および風速のデータならびに許容風速データ、上記上空風向の発生頻度、上記風速比にもとづいて所定の数式に従って風速超過確率を算出する。この結果により風速超過確率出力手段26と地図出力手段22は風速超過確率の分布図を出力する。
請求項(抜粋):
評価地域の模型による風洞実験によって得られた、予め決められた複数の上空風向に対する各測定点での風速のデータを第1の入力装置を介して取り込む風速入力手段と、前記評価地域の模型による前記風洞実験を行う際に設定した上空風速のデータを、前記風洞実験を行う際に設定した各上空風向ごとに第1の入力装置を介して取り込む上空風速入力手段と、前記評価地域の地図のデータを第2の入力装置を介して取り込む地図入力手段と、前記評価地域の前記地図上での前記測定点の位置を示すデータを第3の入力装置を介して取り込む測定点入力手段と、前記評価地域における一定期間内の観測により得られた実際の風速および風向のデータを第4の入力装置を介して取り込む実データ入力手段と、前記評価地域における許容風速のデータを第1の入力装置を介して取り込む許容風速入力手段と、前記風速入力手段、前記上空風速入力手段、前記地図入力手段、前記測定点入力手段、前記実データ入力手段、前記許容風速入力手段により取り込まれた前記風速データ、前記上空風速データ、前記地図データ、前記測定点データ、前記実際の風速および風向のデータ、前記許容風速データを保持する記憶手段と、前記記憶手段が保持している前記実際の風向データにもとづいて前記予め決められた複数の上空風向の発生頻度を求める風向発生頻度取得手段と、前記記憶手段が保持している前記風速データおよび前記上空風速データにもとづいて前記測定点ごとに、各上空風向のそれぞれに対して、前記風速データが表す風速を前記上空風速データが表す上空風速で割ることによって風速比を算出する風速比算出手段と、前記記憶手段が保持している前記実際の風向および風速のデータならびに前記許容風速データと、前記風向発生頻度取得手段が求めた各上空風向の発生頻度と、前記風速比算出手段が算出した前記風速比とにもとづいて、前記測定点ごとに所定の数式に従って風速超過確率を算出する演算手段と、前記記憶手段が保持している前記地図データにもとづいて前記評価地域の地図を出力装置を通じて出力する地図出力手段と、前記記憶手段が保持している前記測定点データにもとづいて、前記地図出力手段が出力する前記評価地域の地図に重畳して、前記測定点の位置を示す所定のマークを前記出力装置を通じて出力する測定点出力手段と、前記演算手段が算出した前記風速超過確率を表す数字を、前記地図出力手段が出力する前記評価地域の地図に重畳して、前記測定点出力手段が出力する前記マークに近接した位置に前記出力装置を通じて出力する風速超過確率出力手段と、を備えたことを特徴とする風環境評価システム。
IPC (3件):
G01M 9/06 ,  G06F 19/00 ,  G09B 29/10
FI (3件):
G01M 9/06 ,  G09B 29/10 Z ,  G06F 15/54

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