特許
J-GLOBAL ID:200903069325022499

コンパウンド触媒構造を備えたガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-006930
公開番号(公開出願番号):特開平11-211688
出願日: 1998年01月16日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】 空気中に存在するガス、又は自動車の排気システムの過酷な環境に存在するガス、特定的には炭化水素及び窒素酸化物を検出するのに適した、複層触媒支持構造体を持つガスセンサ装置を提供する。【解決手段】 本装置は、感熱抵抗体を一方の表面上に備えたセラミック基板を有する。セラミック粒子及びガラス粉の混合物を基板及び抵抗体上に付け、ガラスが流動化してセラミック粒子を基板に接着するようにこれを焼結する。プラチナ又はロジウムのいずれかを含む触媒層を触媒支持体に付着し、感熱抵抗体エレメントが炭化水素又は窒素酸化物と対応する触媒との反応を検出する。本発明は、自動車の排気システムの過酷な環境でガスを検出するのに適している。
請求項(抜粋):
ガスの濃度を検出するためのガスセンサにおいて、a)ベースと、b)前記ベース上に配置された抵抗体エレメントであって、その温度変化に従って電気抵抗が変化する抵抗体エレメントと、c)複層触媒支持構造体であって、セラミック粒子と、これらのセラミック粒子を互いに結合し且つ前記支持構造体を前記ベース及び前記抵抗体エレメントに結合する溶融ガラスとの混合物を含む複層触媒支持構造体と、d)ガスの発熱反応を促すことによって前記抵抗体エレメントの温度を上昇するため、前記触媒支持構造体の前記溶融ガラス及び前記セラミック粒子の両方の上に配置された触媒とを有することを特徴とする、ガスセンサ。

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