特許
J-GLOBAL ID:200903069325082467
段ボールシートへの印刷方法および装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-280534
公開番号(公開出願番号):特開平5-092554
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 空気中の湿度が高い場合でも、インキ中のグリコールに対する水分割合を一定に保持して刷上がり状態を良好に保つこと。【構成】 段ボールシートにフレキソ印刷を施すに際し、インキ転移ロールと絞りロールとの配設領域に、温度制御された温風を非遮蔽状態で吹き付け、これらロールの表面に接しているインキ含有水分の逃出を促進させると共に、大気中の含有湿分が該インキに吸収されるのを防止するよう構成したもの。【効果】 グリコール型インキを使用して段ボールシートへの印刷を行なう際に、空気中の湿度が高い場合でも、温度制御された温風をインキ転移ロールと絞りロールとに吹付けることにより、該インキ中のグリコールに対する水分割合を一定に保持することができる。このために、段ボールシートへの色目変化を抑え、刷上がり状態を常に良好に保ち得る。
請求項(抜粋):
印版(42)を装着した版胴(44)と、この版胴(44)に近接して対向配置した圧胴(46)と、前記版胴(44)に接離自在に接触回転するインキ転移ロール(50)と、このインキ転移ロール(50)に隣接配置した絞りロール(52)と、これらインキ転移ロール(50)と絞りロール(52)との間に、低粘度でかつ高い速乾性を有するインキを供給するノズル(60)とを備え、前記版胴(44)と圧胴(46)との間を通過する段ボールシート(43)に前記印版(42)を接触させて所要の印刷を行なうようにした段ボールシートの印刷装置において、前記インキ転移ロール(50)と絞りロール(52)との配設領域に、温度制御された温風を非遮蔽状態で吹き付けることにより、これらロール(50,52)の表面に接している前記インキにおける含有水分の逃出を促進させると共に、大気中の含有湿分が該インキに吸収されるのを防止するようにしたことを特徴とする段ボールシートへの印刷方法。
引用特許:
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