特許
J-GLOBAL ID:200903069328628711

サイドエアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-120953
公開番号(公開出願番号):特開平11-310101
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 膨脹展開した袋体を車体側部と乗員頭部付近との間へ弛みなく張り渡す。【解決手段】 袋体32は、固定穴38を中心としてフロントピラー側辺部32Bの方向へ放射状に延出する折曲線LR に沿って帯状に折り畳まれる。この袋体32は、車体側部10のフロントピラー12からルーフサイド14へ亘る長尺の袋体収納部18へ略へ字状の屈曲状態で収納されると共に、供給口34,固定穴36及び固定穴38の3箇所で車体へ固定され、ルーフサイド14に沿ってルーフ側辺部32Bが弛みなく張り渡される。膨脹展開時には袋体32におけるルーフ側辺部32Bに弛みが発生しない。
請求項(抜粋):
ルーフサイドに沿ったルーフサイド側辺部と、ピラーに沿ったピラー側辺部と、ルーフサイドとピラーとのコーナー部を略直線的に結ぶように配置される斜辺部と、を備える袋体を車体へ取り付けて緊急時に前記ルーフサイドから前記ピラーにかけて略三角形袋状に展開させるサイドエアバック装置であって、前記袋体は、前記ピラー側辺部の下端部に設けられたピラー下部側固定点と、前記ルーフサイド側辺部と前記ピラー側辺部とのコーナ部に設けられたピラー上部側固定点と、前記ルーフサイド側辺部の後端部に設けられたルーフ後部側固定点とを有し、前記ピラー下部側固定点から前記ピラー上部側固定点までの長さを、車体におけるピラー下部側固定点及びピラー上部側固定点へそれぞれ対応する固定位置間のピラー間固定距離より長くし、前記ピラー上部側固定点から前記ルーフ後部側固定点までの長さを、車体におけるピラー上部側固定点及びルーフ後部側固定点とそれぞれ対応する固定位置間のルーフ間固定距離と略等しくし、前記ルーフ後部側固定点から前記ピラー下部側固定点までの長さを、車体における前記ピラー間固定距離と前記ルーフ間固定距離との和以上としたことを特徴とするサイドエアバック装置。

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