特許
J-GLOBAL ID:200903069344685318

情報処理装置における命令プリフェッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-071534
公開番号(公開出願番号):特開平8-272610
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】静的な分岐予測を効果的に利用して、有効な命令プリフェッチを行う。【構成】プリフェッチ制御部13は、主記憶装置21から実行プログラムの命令列の所定の一部を実行に先立って逐次フェッチし、命令キャッシュ12に格納させる。分岐検出部14は、プリフェッチ制御部12による命令のプリフェッチに際し、該プリフェッチされた命令列中の分岐命令の存在を検出する。予測情報抽出部15は、分岐検出部14で分岐命令が検出された場合、プリフェッチされた命令列から該分岐命令に対応する静的分岐予測情報を抽出する。アドレス指定部16は、予測情報抽出部15で抽出された前記静的分岐予測情報の内容が全て「非分岐」を示している場合には、前記分岐命令に連続する後続の命令列の先頭を前記プリフェッチ制御部13の次のプリフェッチのプリフェッチ対象アドレスとする。
請求項(抜粋):
複数の命令の命令列からなるプログラムを格納するプログラム記憶手段と、予め前記プログラム中の分岐命令の分岐可能性を予測し、分岐命令に対応して分岐可能性を示す静的分岐予測情報を設定する分岐予測手段と、前記プログラムの一部を一旦格納して実行に供するための命令キャッシュ手段と、前記プログラムの一部を各命令の実行に先立って逐次プリフェッチして前記命令キャッシュ手段に格納するためのプリフェッチ制御手段と、前記プリフェッチ制御手段による命令のプリフェッチの際に、読み込んだ命令列の命令をプリデコードすることにより分岐命令の存在を検出する分岐検出手段と、前記分岐検出手段で分岐命令が検出された場合には、該分岐命令に対応する静的分岐予測情報を抽出する予測情報抽出手段と、前記予測情報抽出手段で抽出された前記静的分岐予測情報の内容が「非分岐」を示している場合には、前記分岐命令に連続する後続の命令列の先頭を前記プリフェッチ制御手段の次のプリフェッチのプリフェッチ対象アドレスとするアドレス指定手段とを具備することを特徴とする情報処理装置における命令プリフェッチ装置。
IPC (2件):
G06F 9/38 330 ,  G06F 9/38
FI (3件):
G06F 9/38 330 C ,  G06F 9/38 330 F ,  G06F 9/38 330 G

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