特許
J-GLOBAL ID:200903069344924290

アルキレングリコール及びジアルキルカーボネートの同時製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-330004
公開番号(公開出願番号):特開平5-255202
出願日: 1992年11月16日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【構成】 エチレンカーボネートまたは、それぞれプロピレンカーボネートとメタノールまたはエタノールとの反応によるエチレングリコールまたはプロピレングリコール及びジメチルカーボネートまたはジエチルカーボネートの同時製造方法が提供される。この方法においては触媒として式【化1】(A、B及びXは本文中に記載した意味を有する。)の環式アミジンを用いる。【効果】 極めて少量の触媒を用いて迅速なエステル転位が極めて低い温度で達成される。
請求項(抜粋):
式【化1】R1-CH(OH)-CH2OH式中、R1は水素またはメチルを表わす、のアルキレングリコール及び式【化2】(R2O)2CO式中、R2はメチルまたはエチルを表わす、のジアルキルカーボネートを触媒の存在下で式【化3】式中、R1は上記の意味を有する、の環式カーボネートと式【化4】R2-OH式中、R2は上記の意味を有する、のアルコールとの反応により同時に製造する際に、触媒として式【化5】式中、Aはn=2〜4である基-(CH2)n-を表わし、Bはm=2〜5である基-(CH2)m-を表わし、そしてXはCH2、O、NHまたはNR3を表わし、ここにR3は置換もしくは未置換のC1〜C4-アルキル、置換もしくは未置換のC1〜C4-アシル、置換もしくは未置換のC6〜C12-アリールまたは置換もしくは未置換のC7〜C10-アラルキルを表わす、の環式アミジンをそのままでか、または基A、BまたはXの水素原子を置換して、基A、BまたはXの1つにより高分子担体に結合させて用いることを特徴とする、該アルキレングリコール及び該ジアルキルカーボネートの同時製造方法。
IPC (7件):
C07C 69/96 ,  B01J 31/02 102 ,  C07C 27/00 ,  C07C 29/36 ,  C07C 31/20 ,  C07C 68/06 ,  C07B 61/00 300

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