特許
J-GLOBAL ID:200903069346322778

コンクリート建造物の補強工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307427
公開番号(公開出願番号):特開平9-144339
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 壁と一体化された柱や、床と一体化された梁について、高強度繊維シートを用いて効果的に補強する。【解決手段】 パネル部分1の表裏両側の凸条部2aの表面にそれぞれ高強度繊維シート3を接着剤により貼り付けて、そのシート3で両凸条部2aの表面をほぼ全面的に被覆する。凸条部2aとパネル部分1との境界の入隅部に沿うように細長い山型鋼5を配設し、その山型鋼5の一面をシート3の側端部分の上にあてがってシート3に接着し、山型鋼5の他の一面をパネル部分1にあてがう。前記入隅部の近くのパネル部分1の適宜箇所にボルト4を貫通状態で配設し、ボルト4の両端がそれぞれ山型鋼5の他の一面を貫通する状態とし、ボルト4によりパネル部分1の表裏両側の山型鋼5を締め付け固定する。
請求項(抜粋):
壁や床のパネル部分と柱や梁の太径部分とが一体的に構成され、前記太径部分の一部が前記パネル部分の表裏両面からそれぞれ出っ張った凸条部をなしているコンクリート建造物について、以下の要件?@〜?Bにより補強することを特徴とする補強工法。?@表裏両側の前記凸条部の表面にそれぞれ高強度繊維シートを接着剤により貼り付けて、そのシートで前記凸条部の表面をほぼ全面的に被覆する。?A前記凸条部と前記パネル部分との境界の入隅部に沿うように細長い型鋼を配設し、その型鋼の一面を前記シートの側端部分の上にあてがって前記シートに接着し、前記型鋼の他の一面を前記パネル部分にあてがう。?B前記入隅部の近くの前記パネル部分の適宜箇所に固定用棒材を貫通状態で配設し、その固定用棒材の両端が前記型鋼の他の一面を貫通する状態とし、前記固定用棒材により前記パネル部分の表裏両側の前記型鋼を締め付け固定する。
IPC (4件):
E04G 23/02 ,  B29C 63/02 ,  C08J 5/24 CFC ,  B29K105:08
FI (3件):
E04G 23/02 F ,  B29C 63/02 ,  C08J 5/24 CFC

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