特許
J-GLOBAL ID:200903069350900310

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-161911
公開番号(公開出願番号):特開平5-329130
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 磁気共鳴イメージング装置における撮像方法において、位相エンコード方向傾斜磁場の強度が大きく変化することにより生じる画質劣化を抑制する。【構成】 磁気共鳴イメージング装置の傾斜磁場発生手段により、位相エンコード方向傾斜磁場の強度と周波数エンコード方向に印加される信号読み出し傾斜磁場の直前に印加する位相オフセット傾斜磁場の強度とをそれぞれ所定の大きさに決定し、上記位相オフセット傾斜磁場の強度が、計測するエコー信号の生データ空間上の直流部分及びその近傍の低周波領域では変化しないようなパターンの位相エンコード方向傾斜磁場を印加することにより、上記生データ空間上の直流部分及びその近傍の低周波領域以外の領域を撮像する。これにより、断層像の画質を決定する生データ空間上の直流部分及び低周波領域から過渡的な偽像成分を除去することができる。
請求項(抜粋):
被検体に静磁場を与える静磁場発生手段と、上記被検体にスライス方向傾斜磁場及び位相エンコード方向傾斜磁場並びに周波数エンコード方向傾斜磁場を与える傾斜磁場発生手段と、上記被検体の生体組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波パルスをある所定のパルスシーケンスで繰り返し印加する送信系と、上記の核磁気共鳴により放出される信号を検出する受信系と、この受信系で検出した信号を用いて画像再構成演算を行う信号処理系とを備えて成る磁気共鳴イメージング装置において、上記傾斜磁場発生手段により、位相エンコード方向傾斜磁場の強度と周波数エンコード方向に印加される信号読み出し傾斜磁場の直前に印加する位相オフセット傾斜磁場の強度とをそれぞれ所定の大きさに決定し、上記位相オフセット傾斜磁場の強度が、計測する信号の生データ空間上の直流部分及びその近傍の低周波領域では変化しないようなパターンの位相エンコード方向傾斜磁場を印加することにより、上記生データ空間上の直流部分及びその近傍の低周波領域以外の領域を撮像することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (4件):
A61B 5/05 341 ,  A61B 5/05 374 ,  A61B 5/05 376 ,  G01N 24/08 Y

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