特許
J-GLOBAL ID:200903069351286909

被記録材の再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-010088
公開番号(公開出願番号):特開2000-206844
出願日: 1999年01月19日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】本発明は被記録材から画像形成物質を転写・剥離する剥離部材から画像形成物質を除去するローラ状刃物部材の耐久性を向上させて、再生性の良好な被記録材の再生装置を提供する。【解決手段】再生装置1は、剥離部U3で転写紙101から画像形成物質Tgを剥離ベルト307に剥離・転写し、剥離ベルト307に転写された画像形成物質を、クリーニング部U4のローラ状刃物部材401を回転して除去する。ローラ状刃物部材401は、芯金部材の表面に螺旋状の刃部を有しており、ローラ状刃物部材401、特に刃部を、JISC7022 B-5準拠の耐湿性試験の実施前後に除去線幅の測定を3回ずつ行った際の、耐湿性試験実施前の3回の除去線測定時の除去線幅の平均値D1と、耐湿性試験実施後の3回の除去線測定時の除去線幅の平均値D2とが、D2/D1>0.9の関係にあるものとして、クリーニング性能を長期間良好に維持するようにしている。
請求項(抜粋):
表面に画像形成物質により皮膜状の画像の形成されたシート状の被記録材を、所定の接着力を有する所定の剥離部材に接触させた状態で搬送して、前記被記録材の前記画像形成物質を前記剥離部材に転写・剥離させる剥離手段と、前記剥離部材に転写された前記画像形成物質を除去するクリーニング手段と、を備えた被記録材の再生装置において、前記クリーニング手段は、芯部材の表面に螺旋状の刃部を有するローラ状刃物部材を備えて、当該ローラ状刃物部材を回転させて前記剥離部材から前記画像形成物質を除去し、当該ローラ状刃物部材は、少なくとも前記刃部が、全面にわたって黒ベタ画像の形成された前記被記録材を前記剥離手段で前記剥離部材に転写・剥離させた後、当該剥離部材を前記ローラ状刃物部材を停止させた状態で当該ローラ状刃物部材に接触させて移動させて前記剥離部材に転写されている前記画像形成物質を除去させた際に当該剥離部材に当該ローラ状刃物部材の刃部で前記画像形成物質が除去されて形成されるスジ状の除去線の幅を測定する除去線測定を、JISC7022 B-5準拠の耐湿性試験の実施前後に所定回数ずつ行い、前記耐湿性試験の実施前に行った前記複数回の除去線測定時の前記除去線の幅の平均値D1と、前記耐湿性試験の実施後に行った前記複数回の除去線測定時の前記除去線の幅の平均値D2とが、D2/D1>0.9の関係にあることを特徴とする被記録材の再生装置。
IPC (2件):
G03G 21/00 578 ,  B41J 29/26
FI (2件):
G03G 21/00 578 ,  B41J 29/26 B
Fターム (5件):
2C061GG03 ,  2C061GG07 ,  2C061GG15 ,  2C061GG22 ,  2H034FA00
引用特許:
審査官引用 (6件)
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