特許
J-GLOBAL ID:200903069353358729

音声中継交換システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-253009
公開番号(公開出願番号):特開平9-098169
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 音声通話品質の劣化および伝搬遅延を低減することができる音声中継交換システムを提供する。【解決手段】 同期検出部8により、交換機20からのディジタル音声信号が中継交換接続された信号であるか否かを検出し、中継交換接続された信号である場合には、第2セル分解部3により、中継回線31から受信したセルS1を分解して得られた高能率符号化音声信号に所定のビットパターンを有する第1の同期信号を付加した擬似的なディジタル音声信号S10を生成して交換機20に出力し、第2セル組立部により、交換機20から入力されたディジタル音声信号S6から高能率符号化音声信号のみを抽出してセルS11を組み立てて中継回線32に出力する。
請求項(抜粋):
交換機内での交換処理に用いられる所定のディジタル音声信号とこのディジタル音声信号よりも低いビットレートの高能率符号化音声信号を格納する所定のセルとを相互に変換する複数のセル組立分解装置と、これらセル組立分解装置を介して局間を接続する中継回線を収容することによりセルを用いた非同期転送モードにて音声信号を局間伝送するとともに、収容する任意の中継回線または加入者端末との交換接続を行う交換機とから構成される音声中継交換システムにおいて、セル組立分解装置は、中継回線から受信したセルを分解して高能率符号化音声信号を生成する第1セル分解部と、この高能率符号化音声信号を復号化してディジタル音声信号を生成する復号化部と、中継回線から受信したセルを分解して得た高能率符号化音声信号に第1の同期信号を付加することにより擬似的なディジタル音声信号を生成する第2セル分解部と、復号化部または第2セル分解部から出力されたディジタル音声信号のいずれかを選択して交換機に入力する第1のセレクタと、交換機から出力されたディジタル音声信号を符号化して高能率符号化音声信号を生成する符号化部と、この高能率符号化音声信号によりセルを組み立てる第1セル組立部と、交換機から出力されたディジタル音声信号を前記擬似的なディジタル音声信号と見なし、この信号に格納されている高能率符号化音声信号を抽出してセルを組み立てる第2セル組立部と、第1セル組立部または第2セル組立部から出力されるセルのいずれかを選択して前記中継回線に出力する第2のセレクタと、前記中継回線の接続先を検出し、前記接続先が任意の加入者端末である場合には、第1および第2のセレクタをそれぞれ復号化部側および第1セル組立部側に切替制御し、前記接続先が任意の中継回線である場合には、第1および第2のセレクタをそれぞれ第2セル分解部側および第2セル組立部側に切替制御する切替制御手段を備えることを特徴とする音声中継交換システム。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 E ,  H04Q 3/00

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