特許
J-GLOBAL ID:200903069360798831

自動周波数制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-176652
公開番号(公開出願番号):特開平11-023693
出願日: 1997年07月02日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 AFC用の特殊回路が不要で、調整時間も少く、受信装置の小形化やコスト低減が可能な自動周波数制御回路。【解決手段】 受信アンテナが特定の方位範囲(θ1 〜θ2 )内にある特定期間に局部発振器(8)の発振周波数を制御する制御電圧を上下に掃引させる回路(10)と、前記特定期間におけるビデオ信号を取出す回路(4)及びこれをパルス幅信号に変換する回路(5)と、前記パルス幅信号のパルス幅を測定する回路(6)と、このパルス幅測定値とこれに対応する前記制御電圧の値を順次記憶する回路(7)と、この記憶したパルス幅測定値のうちの最大値に対応する制御電圧値を、次に受信アンテナが1回転して新規の制御電圧値が得られるまでの最適制御電圧として出力する回路(10)とを備えた自動周波数制御回路。
請求項(抜粋):
回転する受信アンテナから得られる受信信号と混合して中間周波数信号を発生させるための局部発振器の発振周波数を自動的に制御する自動周波数制御回路において、前記受信アンテナが特定の方位範囲内にある特定期間に、前記局部発振器の発振周波数を制御する制御電圧を上下に変化させるための掃引電圧を発生する掃引電圧発生手段と、前記特定期間に、前記受信信号から変換された前記中間周波数信号を増幅・検波したビデオ信号をゲート手段により取出し、この取出したビデオ信号をパルス幅信号に変換するゲート・パルス幅変換手段と、前記ゲート・パルス幅変換手段から得られる前記特定期間における受信アンテナの各方位毎のパルス幅信号のパルス幅をそれぞれ測定し、この測定した各パルス幅データとこれに対応する電圧加算手段の出力する各制御電圧値を順次メモリに記憶するパルス幅測定・記憶手段と、前記パルス幅測定・記憶手段によりメモリに記憶された受信アンテナの各方位毎のパルス幅データを比較してその最大値に対応する電圧加算手段の出力する制御電圧値を保持し、この保持した値の制御電圧を、次に受信アンテナが1回転して新規の制御電圧が保持されるまでの最適制御電圧として出力する最適制御電圧出力手段と、前記掃引電圧発生手段の発生する掃引電圧と前記最適制御電圧出力手段の出力する最適制御電圧とを加算して、その和電圧を前記局部発振器へ発振周波数を制御する制御電圧として供給する電圧加算手段とを備えたことを特徴とする自動周波数制御回路。
IPC (2件):
G01S 7/28 ,  H03L 7/06
FI (2件):
G01S 7/28 B ,  H03L 7/06 D

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