特許
J-GLOBAL ID:200903069361326658

内燃機関の回転速度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-145224
公開番号(公開出願番号):特開平10-331704
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】燃焼形態を切り換える場合でも、良好に回転速度を一定に維持することができるようにすること。【解決手段】S7〜S9において、成層燃焼形態、均質燃焼形態、目標当量比、目標点火時期、目標EGR率等に基づいて、現在の運転条件下における燃焼効率EF1,EF2を求める。そして、S10、S11で、基準条件下におけるベーストルク(X2)をEF1,EF2で補正し、燃焼効率の変化を考慮したベーストルク(X3)を求める。その後、S12でトルク補正率Zを求めた後、S13で該トルク補正率Zを達成できるように、高応答補正手段(点火時期制御或いは当量比制御)を行わせる。このようにすると、燃焼効率が変化してベーストルクが変化する場合でも、高精度に高応答補正量を求めることができるので、良好に回転速度を一定に維持することができることになる。
請求項(抜粋):
基準の燃焼効率相当値下で、内燃機関の回転速度を目標値に制御することができる内燃機関の発生トルクをベーストルクとして演算するベーストルク演算手段と、機関吸入空気流量とは異なる操作対象を制御して、高応答で内燃機関の発生トルクを補正する高応答補正手段と、前記演算されたベーストルクに基づいて、内燃機関の回転速度を目標値に制御するために、前記高応答補正手段が基準の燃焼効率相当値下で補正すべきトルク量を高応答補正量として演算する高応答補正量演算手段と、前記演算されたベーストルクに対する前記高応答補正量の割合をトルク補正率として演算するトルク補正率演算手段と、を備え、前記演算されたトルク補正率に基づいて、前記高応答補正手段の操作対象を補正制御するようにした内燃機関の回転速度制御装置において、内燃機関の燃焼効率相当値の変化に基づいて、前記ベーストルク演算手段により演算されるベーストルクを補正するベーストルク補正手段を備え、前記トルク補正率演算手段が、前記ベーストルク補正手段により補正されたベーストルクに対する前記高応答補正量の割合をトルク補正率として演算するようにすると共に、当該トルク補正率に基づいて、前記高応答補正手段の操作対象を補正制御するようにしたことを特徴とする内燃機関の回転速度制御装置。
IPC (6件):
F02D 45/00 330 ,  F02B 17/00 ,  F02D 41/14 320 ,  F02D 41/16 ,  F02M 25/07 550 ,  F02P 5/15
FI (6件):
F02D 45/00 330 ,  F02B 17/00 F ,  F02D 41/14 320 C ,  F02D 41/16 A ,  F02M 25/07 550 R ,  F02P 5/15 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る