特許
J-GLOBAL ID:200903069362565591

能動型振動制御装置及び能動型騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-141335
公開番号(公開出願番号):特開平11-338553
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】能動的な支持力を発生する電磁アクチュエータや残留振動信号を生成する荷重センサに異常が発生したときその異常発生部位を特定したい。【解決手段】先ずステップ201で、残留振動信号e<SB>F </SB>の振幅を検索し振幅A<SB>F</SB>として記憶する。次いで、ステップ202に移行し、振幅A<SB>F </SB>としきい値e<SB>th1</SB>とを比較し、A<SB>F </SB>≧e<SB>th1 </SB>の場合には、特に能動型エンジンマウントに異常は検出されなかったと判断する。しかし、A<SB>F </SB><e<SB>th1 </SB>の場合には、能動型エンジンマウントに異常が発生していると判断しステップ203に移行し、今度は、残留振動信号e<SB>R </SB>の振幅を検索し振幅A<SB>R </SB>として記憶する。そして、ステップ204に移行し、振幅A<SB>R </SB>としきい値e<SB>th2 </SB>とを比較し、A<SB>R </SB>≧e<SB>th2 </SB>の場合には、荷重センサに断線異常等が発生していると判断する。これに対し、A<SB>R </SB><e<SB>th2 </SB>の場合には、電磁アクチュエータに断線異常等が発生していると判断する。
請求項(抜粋):
振動源から発せられる振動と干渉する制御振動を発生可能な制御振動源と、前記振動の発生状態を表す基準信号を生成し出力する基準信号生成手段と、前記干渉後の振動を検出し残留振動信号として出力する残留振動検出手段と、前記基準信号及び前記残留振動信号に基づき所定の制御アルゴリズムに従って前記干渉後の振動が低減するように前記制御振動源を駆動する能動制御手段と、を備えた能動型振動制御装置において、前記残留振動検出手段とは別に前記制御振動源から発せられた前記制御振動を検出し制御振動検出信号として出力する制御振動検出手段を設けるとともに、前記制御振動源を駆動させたときの前記残留振動信号に基づいて、前記制御振動源及び前記残留振動検出手段のいずれかに異常が発生したか否かを判断する異常判断手段と、この異常判断手段が異常が発生したと判断した場合に、前記制御振動検出信号に基づいて、異常が発生しているのが前記制御振動源と前記残留振動検出手段とのいずれであるかを判断する異常部位判断手段と、を備えたことを特徴とする能動型振動制御装置。
IPC (4件):
G05D 19/02 ,  B60K 5/12 ,  G05B 13/02 ,  G10K 11/178
FI (5件):
G05D 19/02 D ,  B60K 5/12 F ,  G05B 13/02 S ,  G05B 13/02 D ,  G10K 11/16 H

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